104: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/09/06(土) 18:51:26.40 ID:0mDIz/iLO
ルシファーが居なくなれば当然会合は解散となる。誰も居なくなった広場の窓の外で唸るのは見た目は完全に魔族の慈愛の勇者ウルシと狐の妖怪タマモ。
ウルシ「なんてことをなさるんで………」
タマモ「また乱入しようとしなかったのは成長しましたねぇ。ほほほ、しっかし、流石はルシファー。国一つ滅ぼすとは」
ギリギリで精神の魔族堕ちを回避したウルシは、赤黒い皮膚、角、開いた瞳孔、黒く染まった眼球と言うビジュアルでも勇者の心を失いはしなかった。歯噛みしながら犠牲になった人間達の無念に胸を痛める。タマモは自分の赤く染められた爪を眺めて興味なさげだ。
☆☆
幹部の居住区のフリースペースに見慣れないベルゼブブの銅像が建っていた。これはアルカネットが企画しツバキが図面を引きニケナが鋳造した逸品。ツバキの嗜好が反映され着流し姿だった。
アルカネット「ん〜かっこええわ〜〜」
ニケナ「ふひひ。徹夜した甲斐があると言わざるをえない。特に身長、ご尊顔は一切の妥協を許さず再現いたしましたぞ」
ツバキ「きゃは♡ベルゼブブ様の着流し…エロっ」
ベルゼブブ一派の独断で設置された銅像だが、ベルゼブブの姿のためその他の幹部も変に腐すわけにはいかない。リンとリオンも腕を組んで満足げに頷いていた。
リン「いずれ人間どもを滅ぼした時はジャポ国を共に闊歩したいものです」
リオン「……もう少し…………胸元…………開けても良かったな……」
ニベルコル「お父様の偉大さがビンビンに伝わってきますわ!」
ベルゼブブ「報告を受けたから来てみれば」
アルカネット「おー!ベルゼブブ様!どうやろかこれ!イカすでしょ」
ツバキ「ニンニン♡リアルベルゼブブ様の方がやっぱりかっこい〜〜っ!」
ベルゼブブの登場に跪くベルゼブブガールズ。勝手な行動で調和を乱すのは好まず、撤去するように促すが、魔王が背後から登場。その出来映えに唸った。
ベルゼブブ「魔王様」
ルシファー「ん〜〜お前の麗しい顔も上手く再現してある。素晴らしいではないか」
ニケナ「魔王様にも誉めていただき光栄の極みと言わざるをえない」
ルシファー「よし、メッキを施し設置を許そう。ふははは。良いかなベルゼブブ」
ベルセルク「魔王様の仰せの通りに」
アルカネット「うおーーーーっ!」
ニベルコル「魔王様とお父様に認めていただきましたわー!テンションブチ上がりですわっ!」
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