112: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/09/07(日) 00:13:50.23 ID:mK683AqAO
小枝を折るように、魔法で手首と足首を折る。件の2人は空中で悲鳴を上げた。
「ぎゃああ!」
「いやあ!!」
しかし残り6人の勇者パーティは、それを他人事のように見上げる。もはや他人を思いやる心も残されていない。
ルシファー「皆の衆。好きにしろ!」
2人を民衆の群れに放り投げる。魔王から下賜された勇者パーティは労働力や、奴隷としては有能。人々は群がった。
「俺がこの人間どももらった!」
「いいや俺のだ!へへへ!」
「や、やめっ!やめてくれ!」
「いやあああ」
魔族の技術ならば自殺を封じて奴隷にする方法はいくらでもある。この2人は長い間奴隷として扱われることが確定し、泣き叫んだ。しかし仲間達は目を向けようともしない。自分が選ばれなくて良かったとすら思っていた。
ルシファー「ふふ、さあ、進むがいい」
「は、はい…」
☆☆
それから30分ほど経ち、凱旋にも一段落。ルシファーはゆっくりと口を開いた。
ルシファー「さて、そろそろ飽きた。終わりにするか」
広場で停止する人力車。いよいよ死が訪れる。6人は恐怖3割、安堵7割の感情でその時を待った。その時、ルシファーの目の前に知性のない魔物を扱う商人の魔族が駆けつけ、跪いた。
「魔王様大変お待たせ致しました。お求めのものご用意致しました」
ルシファー「良い。十分楽しめたからな。ふふふ、そのボックスの中身か」
「はいっ。どうぞご覧ください」
商人がボックスを開くと、色とりどりのスライムと大きめのクラゲのような魔物達が蠢いていた。あまりのおぞましさに勇者パーティは悲鳴を上げる。
ルシファー「〜♪なんだと思う?こやつらは貴様らの肉体に寄生し、主導権を乗っ取る魔物達よ」
「え…」
かつてメアというスライムの幹部がいた。そのスライムは、女の性器から侵入し、身体を奪い取る能力があったが、このスライム達も同種である。メアと違い、知能は低いため話すことは出来ないし、乗っ取っても簡単な命令しか受け入れないという弱点がある。そしてクラゲは触手を男の耳から侵入させ同じように身体を乗っ取る。つまり
「な、なんだよそれ」
「私たちを殺してくれるんじゃ…」
ルシファー「…………うん……あれはな」
ルシファー「嘘だ」
その後は悲惨の一言。子供のように泣き叫んだ勇者パーティ達は魔王の魔力で逃げることも出来ず、ゆっくりと身体を乗っ取られていった。意識の主導権を奪われた彼らは死ぬことも出来ず、苦痛を感じながら生きていく。
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