ハーレム勇者のTSもの5【安価コンマ】
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126: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/09/08(月) 00:43:13.09 ID:MAa6fU5E0


ニケナ「私も聞き及んでおりますぞ。ふひひ。マグナス氏。貴女がついていながら殺されてしまったらしいですな。リン氏は嫌っていたようですが魔王軍としては有能な存在でしたぞ」


ツバキ「眼鏡おばさんリーダーぶってるけど意外とざぁ〜こなんだ〜♡」


ニケナ「ふひひ。ま、元々ただのフクロウでしたからな。総身に知恵が回りかねですな」

ダアン!

ニベルコル「びくっ!?」


リンが机を叩く。他はともかく、ベルゼブブが与えてくれた知性に対する暴言は看過できなかった。眼鏡ごしに血走った視線を飛ばす。


ニケナ「おやおや顔真っ赤ですな」


エリカ「効いてて草ってやつかしら!科学班長落ち着いた方が良いわよ」


しかし幹部同士恐れるようなことはない。むしろさらに煽る面々だが、ニベルコルが俯いた。


ニベルコル「わ、わたくし……その……ニケナ様の作ったお父様の大切なネクロソード奪われちゃいましたし、マグナス様がぶち殺された件はわたくしも責任がありますわ…………ご、ごめんなさいまし…」


泣きそうなニベルコル。ベルゼブブの実の娘である彼女には全員激甘。急いで慰め始める。


ニケナ「ふ、ふひひひいいんですぞニベルコル氏。頑張った結果ですからな」


エリカ「そうよ!完璧に生きて帰ってくることが大切なんだから」


リオン「……ニベルコル……お前は……頑張っている……」


リン「全く貴女達は。ニベルコルさんを泣かせるなどあり得ませんね」


リンの発言に全員がメンチを切る。視線の火花が散る会議室だか、ずっと聞いていたアルカネットが口を開いた。


アルカネット「ベルゼブブ様が悲しむで〜。ウチらの大切な王様のために役に立ちたいって始まった会議やん。こうやって喧嘩しててもざんないわ」


ツバキとエリカ以外の睨んでいたメンバーが止まる。この会議は数百万年前、ベルゼブブが魔王として君臨していた時から行っていた。当時から存命のメンバーはリン、アルカネット、リオン、ニケナだけたが、この4人はベルゼブブが神の軍団と闘った時からの配下。現在の魔王ルシファーとも堕天する前の状態で、敵として向かい合った経験があった。


ツバキ「ん、なに?どした」


この四人の心には現在のルシファーがトップの魔王軍に対して思うことが多かれ少なかれあった。主が認めている以上異論を挟みたくはないが、ベルゼブブが魔王だった頃はもっと分かりやすく、清々しい邪悪集団だったはずだ。

神を屈伏させ説き伏せ、魔族領に光をもたらす。それは多くの魔物にとっての悲願にして初期魔王軍の目標。それが今では妙に力をつけてきた人間どもと殺し合いを行っている。ルシファーの目標は人間と神的存在の抹殺。魔物が全てを支配する世界。別にそこまでは自分達は求めていない。


数百年単位の付き合い。アルカネットの発言の真意は3人ともすぐに理解できた。大切な王様という言葉は、当然ベルゼブブに向けられたもの。自分達の王はベルゼブブだけであるという意思表示だ。ニベルコルと感覚を共有できるベルゼブブは、もしかしたらこの会話も聞いているかもしれない。魔王への叛意とも取られかねない発言を絶妙なニュアンスで隠し通したアルカネットをリオンが見つめた。


アルカネット「なんや」


リオン「……貴様……たまにはいいことを言う」


アルカネット「んん〜〜?…………はい!!」


ビガガッ!!


アルカネットが両手をパンッ!と合わせる。彼女が得意とする異空間魔法を発動した。その場にいる全員が飲み込まれる。


リン「な、何をしてるのですか!」


アルカネット「仲直りついでにウチの魔法の調整に付き合ってや〜〜〜〜っ」



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