159: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/09/10(水) 23:23:55.54 ID:f4yw00H80
☆☆
昼でも薄暗い魔王城だが、夜は更に漆黒の闇に包まれる。一階の奥深くにもなると、移動には炎魔法や光魔法、カンテラによる灯りが必須だった。
バンダースナッチ「…」
大柄な魔王軍幹部バンダースナッチは爪の鋭い大柄な狼男の幹部。彼は倉庫エリアの番人の当番を他の幹部とローテーションで行っており、交代の為薄暗い石壁の通路を進んでいた。
スンスンと鼻をならし、淀みなく歩みを進めるバンダースナッチ。彼の目は闇視スキルを会得しており闇には強い。そして嗅覚。すでに何らかの異常事態を感じていた。
バンダースナッチ「ソンターラン!居ないのか!」
ソンターランとはバンダースナッチの配下の団長で、実力、忠誠心共に高く信頼に足る部下だ。彼はバンダースナッチが番人当番に降りてくると真っ先に駆けつけてくるはずだが、その様子がない。
バンダースナッチ「チッ……」
ずちゃずちゃと苛立ちを隠さない足音で狭い通路を往く。そしてバンダースナッチは曲がり角を曲がった突き当たりに見た。ソンターランを含む魔王軍団長5体が首だけの状態で並べられている。更にそのすぐ上の石壁に真っ赤な血液で書かれた『曼珠沙華』の文字。
バンダースナッチ「…………」
虚空を見つめる生気の失われたソンターランの瞳をバンダースナッチが見つめる。そして狼よろしく吠えた。
バンダースナッチ「アオーーーーーーッ!!出てこい!死神が、てめぇがいることは分かっている!」
血走った眼を動かし、狭い通路を見渡すバンダースナッチ。今現在魔王城でこんな真似をする者はベルゼブブ配下の幹部どもが取り逃がした慈愛の勇者以外あり得ない。この程度のことで自分の恐怖を煽ったつもりかと虫酸が走った。
バンダースナッチ「てめえの雌の臭いはすでに記憶してんだ!すぐ近くにいるのは間違いねえ」
バゴンッ!!
バンダースナッチのいる通路から5メートルほど距離が離れた扉が蹴り壊された。中から現れたのは紛れもなくウルシ。愛刀の長ドスを抜いてバンダースナッチと向かい合う。
ウルシ「お命頂きます」
バンダースナッチ「ヴルルルル。馬鹿がぁ〜〜」
一撃コンマ判定!⚔️
00〜74でウルシの勝利です↓1
失敗で生死をかけた50%😘
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