183: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/09/12(金) 04:39:07.19 ID:FkXbb5CbO
スカムズは城郭を抜け、容易く王都に侵入する。指揮を取ったのは最も切れ者のザイル。彼は4人の勇者パーティとキラーエイプという魔物の魂を合成されて作られた存在で、見た目は目付きの悪い黒髪ショートカットの少年。
どうしても知能が低下してしまう魂合成生物の中でも、知能に特化して生み出されたためジュルレと合わせてリーダー的存在だった。
ザイル「へへへ。簡単に忍び込めたな」
ジュルレ「土魔法で地面から侵入なんて考えたわね!」
ザイルとジュルレは共にセピア国の魔物が人格に混ざっているため仲が良い。そしてザイルは深く考えることが苦手なジュルレの司令塔でもある。スカムズの団員は見た目は人間のため侵入難易度は低いが、それでもここまですんなり王都に入れたのには理由があった。それはビーストテイマーの魂も入っているザイルがテイムした魔物たちによる陽動。
「今頃、門番の兵士どもはザイルのテイムしたオークやゴブリン達の対応で慌ててんだろうな!」
「ふへへ〜」
ザイル「けっ。良い気味だぜあいつら」
知能が高いザイルは唯一スカムズという蔑称に怒りを覚え、揶揄してきた下級の魔物たちをテイムし隷属させていたのだ。そしてその魔物たちを分かりやすく暴れさせその隙に侵入。
スカムズの面々は中流家庭の住宅地エリアを往く。そして不幸な第一住民を発見!破壊衝動を我慢できないメンバーが襲いかかる。
「「「きゃほーーーーーっ」」」
「え?うわああああ!!?」
目の前で鮮血が吹き荒れる。ザイルとジュルレはその光景を眉1つ動かさず見ていた。
ジュルレ「セピア様もきっと喜んでるわ!」
ザイル「へ、この国の王。それに、セピア様を殺した勇者レンを殺さねえと浮かばれねえよ」
ジュルレ「でも流石にそれは無理よ〜!」
ザイル「お前に言われなくても分かってるよ。だけど俺はここで死ぬ気はねえ。しぶとく生き残ってやる。暴れて死ぬのはお前らに任せるぜ」
ジュルレ「オッケー!さあみんな!好きに暴れてぶっ殺せーーーっ」
「うぉーーーーーーっ!」
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