499: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/10/11(土) 22:33:00.09 ID:delMjGzP0
ミルカ「あ、ソリラだわ。アンドロスも覚えてる?この前の会議にもいた剣の勇者」
アンドロス「覚えはある。何より、剣の異名を持つ勇者に興味はあった」
155cmのレンほどではないが小柄な体格で、栗色のショートカットと頬の傷が特徴的な勇者であるソリラはミルカ達に近寄る。彼女が自国から転移魔法を使いわざわざアップル王国に来たのは理由がある。
ソリラ(このアンドロスって人の剣が見たくて来たんだ!もしかしたらオレの命の恩人かもしれない!)
ソリラは幼い頃親兄弟を魔王軍に殺された。彼女知らないが人質作戦で蹂躙した魔物はミノタウロスの団長バロック。それ以来ソリラはミノタウロスが苦手だった。そしてその恐怖の記憶と同じ位、自分を助けてくれたリザードマンの輝かしい剣技が脳裏にこびりついている。瞼の彼に会うために、自分の剣を磨いてきたといっても過言ではない。
ソリラ(今日こそしっから見極めてやるぜ!)
鼻息を荒くしたソリラがアンドロスを見つめる。ミルカもソリラが妙にアンドロスを意識していることに以前の会議から気付いていた。とりあえず用件を聞く。
ソリラ「アンドロスさんと勝負したくて来たんだ!」
アンドロス「なぜ俺と」
ソリラ「アンタの剣の腕只事じゃねえ!オレは強い奴と闘って強くなりたいんだ。お願いします」
よもや裏などないだろうと、勇者を疑うような徒労はしないアンドロスは快諾した。しかしミルカが気掛かりなのはお互いに真剣を使うということ。
ミルカ「大丈夫かよ、私が止めたらちゃんとストップしなさいよ」
アンドロス「来い」
ソリラ「あ、できればリザードマンの姿でやってほしいんだけど」
アンドロス「なぜ知っている」
ミルカ「悪い私が口を滑らせたわ。まあいいじゃない。リザードマンの方が実力発揮できるんでしょ」
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