ハーレム勇者のTSもの5【安価コンマ】
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521: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/10/14(火) 20:53:54.11 ID:K4MfLIOo0

ガラガラガラ

ぶわぁあ


広範囲に土煙が立ち上る。自分の愛剣は砕け、犠牲になったが渾身の一撃による轟音と目眩ましは逃走のための最大限の営為。


グレン「はあ、はあ」


グレンは大きい身体を必死に動かし森林に紛れた。大柄だがそれなりに動ける彼は家族のため、敵に背を向けて必死に走った。


グレン「はあ、はあ、はあ」


そして不意に目の前に現れたオルフィアに顔面を鷲掴みにされる。その瞬間、全身が痺れて動けなくなった。恐るべし性能のスタン魔法。


オルフィア「逃げられるわけ無いじゃない〜〜♡自慢じゃないけど私の探索魔法の範囲は半径5�qあるわよ」


グレン「ぐ、あ、が……!」


膝をついて両手をだらりと垂らすグレン。馬鹿みたいな胸の大きさをしている魔女だが、風属性の極致飛行移動を会得している。グレンに逃げられる可能性は万に一つもなかった。更にそのままグレンの脳内を魔法で読み取る。オルフィアに伝わる、グレンの家族に対する深い愛。そして魔王軍の魔族は人間のそういったものを踏みにじることに愉悦を覚える。


オルフィア「可愛い奥さんと子供ね〜〜っふふふ」


グレン「!!……や、やめてくれ…………俺は死んでも良い……家族に手を出すのは……!」


血の気が引き、哀願するグレン。見た目は大の男と華奢な女だが、実力は遥かにオルフィアが勝るためその哀れを誘う声色は正しいと言える。


オルフィア「ほほほほ。そんなに家族が大切なのね〜〜っ♡それ」


ばりっ!!


グレン「ぐああ!!?」


オルフィアが頭を鷲掴みにしていた手を思い切り離すと、グレンから光の粒子が引き抜かれる。それこそ彼にとって最も大切な家族の記憶を具現化したもの。光の粒子が掌サイズの結晶となりオルフィアが指で弄ぶ。


オルフィア「ふふふ。流石、無垢な感情の結晶は綺麗ねえ〜♡」


グレン「う、がが……!」


グレンの脳内から家族に対する記憶が抜き取られている。しかし、魔女が掌で弄ぶそれが自分にとって大切なものだということは理解できた。


グレン「か、返……」




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