主人公「あるヒロインとのひとつの結末のカタチ」微安価
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名無しNIPPER
[saga]
2025/10/05(日) 21:04:54.65 ID:G1qBdjOXO
時計が5時を指すと小学生の帰宅を促す放送が流れた
「私達もそろそろ帰りましょうか」
「そうだね」
クロに言われ僕らは本の返却をして帰ろうと出口へ向かう
その時だった
「あ、悠人くんだぁ」
「サクラ、よそ見しない」
どこかで聞いたことがある声が聞こえた
「あれ、サクラさんとシオンさん?」
「ほら、やっぱり! 久しぶり〜」
「もう…久しぶりね、悠人さん、そちらの方は?」
クラスメイトでハルの友達のサクラさんとシオンさんだった
様子をみる限りシオンさんがサクラさんの宿題を手伝っているようだった
「えっと、この二人はクラスメイトのサクラさんとシオンさん」
「クラスメイト、ですか」
まずはクロに二人の紹介する
そして
「ボクの彼女のクローリクさん」
「よろしくお願いします」
クロは紹介され、ぺこりと頭を下げる
「えっ、悠人くんってハル…」
サクラさんが何かを言いかける
「サクラ! …そう、お付き合いしてるのね。素敵な美人さんね、よろしく、クローリクさん」
シオンさんが遮るように言いそっと笑いかける
しかし、クロは何か悩むような動作を見せる
「こっちの子の言ったことは気にしないでいいわ。ごめんなさい、デートの途中だったんでしょう。悠人さん、エスコートしてあげて」
そう言うとシオンさんはボクの背中を押した
ボクは勢いに押されクロの手を取り図書館を後にする
しかしその後もクロの顔は暗いままだった
まるで何かに気づいてしまったかのように
僕らは田舎駅に戻るまでずっと無言だった
なんて声をかけるべきか、悔しいけどわからなかった
「今日は、ここでお別れにしませんか?」
その言葉に何も言えず、今日は解散になった…
続く
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