主人公「あるヒロインとのひとつの結末のカタチ」微安価
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名無しNIPPER
[saga]
2025/09/23(火) 12:34:46.81 ID:y2iq4hdlO
夕方、駅のそばをランニングしているとゆうくんとクロさんが電車から降りてきたのが見えた
すぐに駆け寄って話しかけようとしたところでなにか、いつもと違う気がして足が止まった
しかし駅前に私の姿を隠せるものは何もない
私はすぐ2人に見つかった
「あ、ハル、また自主トレ?」
ゆうくんに聞かれる
「うん、あれ、ルーナちゃんは居ないんだ」
出来るだけ平然を装い聞く
「…えっと、どこから話せば…」
「その、私達…お付き合いさせていただくことになりました」
クロさんが恥ずかしそうに言った
初めて見るクロさんの顔になんとなく察する
多分、今日は2人で出かけることになったこと
クロさんが…私と同じだったこと
なぜ、私は朝、ゆうくんの誘いを…
そこまで思いかけ、小さく手を握る
「そうなの!? おめでとう、2人とも! ゆうくんはクロさん泣かせちゃだめだよ!」
笑顔だ
笑顔になろう
今が夕方で良かった
あまり明るい時間だったら作り笑いがバレたかもしれない
「泣かせない…」
いいかけるゆうくんの言葉を遮り私は続ける
「じゃあゆうくん、クロさんをエスコートしないと…気をつけて帰ってね、私は走り込み行くから!」
逃げるようにその場を立ち去る
気づくと、家の裏の神社まで来ていた
ここなら、バレないだろう
「…う、あ…あああああぁぁぁ……!」
我慢していたものが一気に溢れ出す
今更、後悔する
なんで気持ちを伝えなかったのか
なんで…
そして
一瞬、クロさんの邪魔をすればよかったと、思ってしまった
最低だ…
「ハル!? どうしたの!?」
お姉ちゃんが私の声を聞いて飛び出してきた
私は…
「私、最低だよ…ゆうくんも…クロさんも…大切なのに…大事な友達なのに…ジャマをすれば、よかったって…」
なんの説明もなく言った言葉にお姉ちゃんはすぐに理解してくれて、そっと頭を撫でてくれる
「…どこか、ドライブでも行く?」
今は励ましも慰めも欲しくなかった
それを知っているかのようにお姉ちゃんは私にそう聞いてきた
続く
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