929: ◆KuaBt5lP/7o6[saga]
2026/03/02(月) 00:19:43.79 ID:XoqtWLGN0
クローム「はい、それでは終わりになりますので……梵天で仕上げをします
その後も何度か耳垢を外に出してもらい、もう眠気でウトウトしていると、クロームは貴方に梵天を見せてくる。白くてふわふわの、柔らかそうなもので耳の中を掃除されると思うと、なんだかゾクゾクしてしまう。
クローム「……はい、入れますよ。ふわふわふわ〜……っと」
ふわっ……ふわふわっ。ふわふわふわ〜……。
柔らかな毛が耳の中を撫でる。綺麗になった耳の中でそれはとても気持ちよく、情けない声がこれでもかと漏れてしまう。
クローム「ふわふわ、くるくる……ふわっふわ〜……」
それにクロームの口から聞こえてくる可愛らしいオノマトペ、それも合わさってまるで夢のような心地。幸せな瞬間がずっと続いてほしいと思うほどだ。
くるくるっ、くーるくーる……ふわっふわっふわ〜……。
クローム「……ふ〜……」
梵天が引き抜かれ、気持ちよく敏感になった耳穴に、クロームは優しく息を吹きかける。ひゃぁ!?っと勇者は声を出してしまう。
クローム「なんですか、別にこれくらいいつも…………あ」
自分が何をしていたのか分かったのか、クロームの顔が一気に赤くなる。少しだけ口をパクパクさせて、ぅ〜……と唸り声を出す。そして。
クローム「…………次、反対ですから。反対を向いてください。ほら、早く!」
……何事もなかったように、彼女は貴方に命令をした。
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