364: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/12/23(火) 02:42:55.95 ID:9FkNmu/NO
アメリア「レンちゃん、その剣やっぱり持っていくのねぇ。大丈夫かしら」
レンの腰にはネクロソードが差さっていた。呪われた剣だがその分魔族と相性が良く、実はこの中にはあすもであすが封印されている。
レン「まぁ何でも使えるものは使っていかないとね!」
ヒイロ「ふ〜外の警戒交代してきました。魔族領地は相変わらずジメジメしてますよね〜」
ミルカ「お疲れ、次は私のグループが当番か」
☆☆
勇者パーティが魔王城へ飛び立ち6時間。日が落ち始めたアップル王国に異常は見られなかった。人々は生活に戻り、アグネアやアルマは王都の広場で有事に備えている。
ノエル「…」
プレートアーマーを纏った騎士団長ノエルと国王軍は城の近くの議事堂前で警備を行っていた。現在議事堂内では元老院による議論が行われている。何者も通してはならないと言い付けられていた。
「む」
「……団長。あれは」
ノエル「……」
団員の1人が何者かが議事堂に近づいてくることに気付いた。魔族ではない。しかし明らかに相手は異常者だった。この12月も半ばの時期に、ほぼ裸のマイクロビキニに厚めのジャケットを羽織っているだけの女。
ノエル「止まりなさい。何ですかその格好は。これは最初で最後の警告です。そこから一歩でも近づけば」
50mほど離れた位置からノエルが警告を叫んだ。しかし不審者は惚けたような様子で歩みを止めない。
ノエル「魔法用意!」
「しかし、どうやら魔族ではなさそうですが」
ノエル「私が許可します。明らかに普通ではない」
ヒュオオ
ノエルの顔に冷気が届いた。冬の風ではない。不審者の桃色のロングヘアーが浮かび上がり魔力が漲っている。その正体は人類の裏切り者魔王軍幹部マシュ。
ノエル「!」
マシュ「そらよ〜」
バキキキキキキキキィッ!!
ビキィーーーーーーンッ
雷属性と同じくレアな氷属性魔法が騎士団を飲み込み、議事堂周辺を一瞬で氷の都へ変えた。間一髪防御が間に合ったノエルが隣を見れば、部下が完全に凍結し事切れている。
ノエル「お、おおおっ……!?」
マシュ「お〜……1人だけ防御したねえ」
マシュの影から別の魔物の声が響いた。
「っは!気にすることはないわ、妾のサバトの生け贄よ〜〜〜〜!悉く凍り漬けにし、この国を滅ぼせ、ヴァンガードが全てを蹂躙するのじゃ」
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