490: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/01/05(月) 23:25:27.32 ID:5L10FAFh0
バハムート号が魔王城に突き刺さり一時間が経過。ヒイロが率いる非戦闘員達はうまく城下町を抜け森に紛れていた。人間領地へ帰還する転移魔法をカミラ達魔法使い部隊が作っている筈。そこまで送り届ければヒイロは戦線に復帰する。
ヒイロ「ルノは城下町に上手く隠れたし、心配なのはカミラ達ですね〜」
「魔法がぶつかり合う火花がメチャクチャ上がってたけど大丈夫かよおい」
リザードマンが冷や汗を流す。既に時刻は22時を超え灯り無しでは進むのが困難な闇に包まれていた。その分派手な魔法の輝きはよく目立つ。どうやらカミラ達は交戦しているようだと察することができた。
IZN『人間領地最強ノ魔法使イ部隊デス。ソノ辺ノ魔物ニハ遅レハトラナイハズデス』
ゼノンの側近であるイズナをモチーフに作られたAI搭載ロボットIZNは元気に鋼鉄の手足を振り回し先頭を走っていた。
ガションガションガション
「あ、あんた。バハムート号と心中すると思ってたぜ」
IZN『ミッションコンプリートシタ以上バハムート号に残ル意味ハアリマセン。私ノ赤外線アイズナラバ闇ノ森デモ全テガ見エマス』
早速前方に野生の魔物がいるというIZNの報告を承け、ヒイロが先制攻撃!
どごーんっ!!
「ぐおおぁあああああ!!」
ヒイロ「なるほど便利ですね〜。赤外線アイズはグレムリンがIZNに取り付けたんだよね?」
グレムリン「んきゅっ」
ヒイロの肩で胸を張るグレムリン。そのままガサガサと草木を掻き分け、指定の場所へ到着する。
「おお……!あの渦巻き…転移魔法だぜ」
「ふぃ〜一安心だ。アンドロス様も御無事だといいが」
「む…………うお!おお、バハムート号の非戦闘員か」
転移魔法を作り出していた魔法使いのうち一人がヒイロ達に気が付いた。流石にピリついていたのか大袈裟な反応を見せるが、胸を撫で下ろしていた。
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