563: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/01/13(火) 22:35:07.74 ID:MhmecMLr0
ツバキ「何がバトルマスターだ!ベルゼブブ様配下の拙者に勝てるか!」
ツバキが慌てたように瓦礫に降りミルカの遺体を確かめる。ムラマサの切っ先で背中をツンツンとつついても何の反応もない。
ツバキ「ふふふふっ!おら!っおらおら!」
勝ち誇るようにミルカの背中を踏みつけるツバキ。ミルカの遺体は崩壊したビルの一番上に横たわり、その下の瓦礫の中にはビルの内部にいた魔物や巻き込まれた魔物の遺体も紛れているだろう。まるで墓標のようだった。
ツバキ「ふふふふっ!」
明らかな格上であるミルカを殺したツバキは有頂天で口を抑えて笑みを溢す。その姿を近くの別のビルから見つめている2つの影があった。
☆☆
ズスズズッ……!!
ここはジオフロントB2階の別の地区。激しい揺れが住民を襲った。
「な、なんだぁ!?」
「なによこの揺れはっ」
地震がほとんど無い地域のため何事かと怯える住民たち。次の瞬間、ゴバッ!と地下から勢いよく真っ黒な腕が飛び出してきた。
「うあっ!?うおおおお〜〜〜〜!」
「ぎゃあーーーーっ!」
手に掴まれた魔族たちは地下深くへ引きずり込まれていく。そしてその腕の数は二本や三本ではない。あらゆる影や地面、壁から飛び出し生きるものを闇へ引きずり込もうとのたうち回る。
「な、なんだこりゃああ」
☆☆
そしてその腕はジオフロント全体を襲っていた。当然ツバキの近くにも発生し、周りの魔族たちが襲われていく。
ツバキ「え、え?え?」
黒い腕がミルカの遺体を掴んだ!
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