712: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/02/03(火) 01:26:01.74 ID:P6jKLb0KO
バチバチという空気を貫く音を鳴らしながら雷の勇者エメラは進む。シトリーがリオンと交戦しているため次に機動力のある彼女は最も最上階に近づいていた。
ざざざざっ
エメラ(ルノさんの魔法は途中までしかルートを示さなかった。恐らく上層部には常にプロテクトがかかっているのでしょう)
しかし街並みに広かった下と比べ、上は当然細くなっている。ここからはそこまで迷うことなく進めるはずだ。
エメラ(とはいえ、ここも入り組んでいますね)
幹部の居住エリアをすすむエメラだが、所々闇魔法で物理法則を無視している構造のため油断ならない。
幹部たちは団長クラスを引き連れ勇者の迎撃に当たっている。長い通路を走るエメラを咎めるものはだれもいない。
エメラ(このまま魔王の元まで行く!)
しかし角から現れたのは団長の魔物。エメラに気付き武器を構えた。
「てめっ!こら!止まれや〜!!」
エメラ「あれは幹部……?いえ、そんな感じではありません。とにかく、私は神の名の元に止まりませんよ!」
バチチッ!と激しく音を鳴らしエメラが加速した。雷に近い移動速度で団長と交錯し、電撃で気絶させる。
ばちちちち
「ぐがぁあ」
エメラ「殺めるだけの魔力が勿体ない。貴方はそこでしばらく寝ていてください」
☆☆
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