754: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/02/13(金) 00:23:36.00 ID:W+ZAToa+0
明るい栗毛ショートカットの小柄な剣の勇者ソリラが現れた。その隣には童顔のドワーフトルキン。2人は臨時パーティでここまで上ってきたのだ。
トルキン「…………!貴公……」
トルキンはドワーフ以上の鍛冶技術を誇るニケナの姿に眼を見開いた。まさかこんな場所で邂逅するとは。しかし寡黙なトルキンにニケナは注目されていることに気付いていない。
ツバキ「んだテメー!ガキっ!!ベルゼブブ様とやろうってのか!身の程を知れ」
アンドロス「ソリラ!」
ソリラ「あんたの剣はベルゼブブには真価を発揮しないんだろ。誰かが足止めしなけりゃならないならオレがやる」
ベルゼブブ「オーダーズを倒した剣の勇者か」
リン(オーダーズを……つまり、奴はエクスターミネーションでベルゼブブ様の脚を吹き飛ばした責任の一端)
リンが歯噛みしソリラを睨むが、エクスターミネーションは発動時点でどちらが勝とうと発動者に犠牲を伴う。その恨みは筋違いた。
ベルゼブブ「余に異論はない、良いか貴様ら。手を出すな」
そう言われては狂犬ツバキも引き下がるしかない。彼女たちは主が負けるわけ無いとは思っているがわずかな傷も自分の身が裂かれるような苦しみに感じる忠臣っぷりだ。
ソリラが抜いたのは龍殺しの両手剣ノートゥング。これはゼノンからアンドロスに渡っていた龍人族を大量虐殺した曰くつきの霊剣だが、別に龍人族特効というわけではない。数百年間、錆びず傷まずの耐久性が能力であり、人類最高クラスの剣術を誇る彼女にはこれが合うとしてアンドロスから譲り受けていた。
ソリラ「んじゃそういうことだからさ!トルキン、アンドロスさん!行け!」
アンドロスとトルキンは視線を交錯させ、エメラを抱えて階段を上った。ベルゼブブやリンたちはそれを見送る。
ベルゼブブ「余は貴様を倒し、魔王様の元へ馳せ参じる」
ソリラ「なんか大幹部って大変なんだな〜!下手な人間より義理人情大切にしてんじゃん」
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