796: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/02/17(火) 23:03:43.68 ID:j9sQraeTO
ソリラの奮闘によりベルゼブブを抜けたレン達は魔王の元へ急いでいた。とうとう大幹部の居住エリアまでたどり着き、どこに魔王が潜んでいてもおかしくない状況。
ズズズズ
レン「慎重にいくわよ!皆警戒してね」
シア「おっけー」
ミーニャ「リラ達も先に行っていると言っていた。合流したいね」
「なんだこの禍々しい気配は…」
トンファーの勇者の肌が粟立つ。薄暗いフロアに漂うどす黒い気配。そしてループ構造の罠も仕掛けられているだろう。身の危険を感じていた。
4人は警戒を強めながら先へ進む。広い回廊の壁面には神話を模した芸術的な絵画が並べられており、魔王が元天使のルシファーであることの信憑性を増していた。
レン「リラとかは遠慮なく突き進みそうだから、あたし達も急いだほうが良いのかな〜…ん?」
シトリー「レン嬢!みんなも。来てくれたか!」
前から現れたのはシトリーとアンドロス、そしてトルキン。彼女達もこのループ構造のエリアに難儀しているうちに合流したのだ。
レン「みんな〜!魔王はいた?」
アンドロス「いや。玉座にもたどり着いたんだが誰もいない。ソリラは無事だったか」
ミーニャ「僕達を通すために闘い続けている。アメリアが援護してるから、きっと大丈夫」
玉座とは魔王城の最上階であり、かつてウルシが乗り込んだ床が常に水に濡れている魔王の間。3人はそこへ突入したが、肝心の魔王は居なかった。
トルキン「……嫌な雰囲気だ」
シア「アンドロスさん。ミルカちゃんのことは」
アンドロス「問題はない。今は哀しみを闘志に変えたことはできた。魔王を倒すことこそ弔いとなる」
「……な、なあ。紅蓮の女勇者は?」
シトリー「リラ嬢も来ているのか?ボク達は見かけていないが」
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