913: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/03/05(木) 00:00:37.90 ID:X4w03TP00
レンが気配を感じ、通路の隅に視線を向ける。そこには魔族には探知しにくい聖なる結界で身を隠したアメリアとソリラの姿。
アメリア「あ……!レンちゃん」
ソリラ「……っ……れ、レン……なんでまだここに……」
ウルシ「こいつぁひでえ……」
ソリラ「ごほっ!……ま、魔族……?」
アメリアに回復を施されているが、相変わらず瀕死のソリラが見た目完璧魔族なウルシに度肝を抜かれた。
レン「ウルシさんよ。慈愛の勇者で仲間。後ろの奴らは気にしないで!」
ニベルコル「淑女になんて言いぐさですの〜!」
アルカネット「ほうほう。その切り傷ベルゼブブ様のものやな。流石やで。惚れ直すわ〜」
アメリア「ソリラちゃんは大丈夫よ〜。なんとか、私が守ることができたわ。レンちゃん、慈愛の勇者様、進んで!」
レン「分かった。ソリラ、歩けるまで回復したら何とか離脱して」
改めてレンとウルシ、その他は走り出した。階段を上がり、大幹部のエリアに差し掛かる。
ざざざざざ
ウルシ「レンさん。あんたさんは先程魔王さんと少し闘ったと仰いましたが」
レン「ほんの少しね」
ウルシ「あっしが以前、魔族の力を手に入れる前闘った時は相手にもならなかった。自信はありますかい」
レン「無いわ。でも先に進んだシア達やリラ、シトリーと協力すればやってやれないことはない」
これまで倒してきた大幹部はいずれも罠にかけたり、数を頼んだりという仕掛けをうっての薄氷の勝利だった。自分一人で立ち向かうとなればどうすれば良いのか想像もつかない。
レン「ビビったらごめんね!」
ウルシ「心強いですぜ。む……あれはっ」
ウルシが通路の奥、進む先に姿を認めたのは大幹部のベルゼブブとベルゼブブガールズ。
ベルゼブブ「勇者レン。そうか、あの衝撃は魔王様に落とされたか。そしてウルシを連れて戻ってきたと。流石の早さだ」
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