946: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/03/07(土) 23:44:11.20 ID:vKi6UODa0
魔王と闘うのだからその可能性は常にある。レンは確かな胸の痛みをしまいこみ、シトリーに檄を飛ばした。
シトリー「トルキン氏もね。ぅぐ…」
シトリーのコンディションは明らかに戦場に来るべきものではない。しかしレンは、彼女のその眼が退かないことも悟っていた。
レン「いい、あたし達は結束して、ルシファーを倒す!その身体でもシトリーならやれることはいくらでもあるわ。なんならその後。人々のためにシトリーは必要な存在なんだから」
諭すような口調。レンが自分のやろうとしていることに感付いていることにシトリーも気付いた。軽く笑ってしまう。
シトリー「君がいれば人々は大丈夫さ。リラ嬢の遺した言葉を君に受け継ぐとしよう」
レンの耳元で囁くシトリー。曙光の勇者は旋風の勇者の手首を握った。
レン「無駄死にだって!」
シトリー「そんなことはないさ。そもそも…今のままならば参戦すらできない。それならば僅かな魔力、僅かな体力を奪えれば本望だ」
シトリー「皆の王子様として命惜しさに技を封じて、指を咥えて見ていることはできない」
レン「リラもあんたもあたしの嫁なのよ!勝手に死ぬなんて許せない」
シトリー「ありがとう。ボクも、他の愛する女の子達と同じように、いやこれ以上に君が好きだった!」
ウルシ「後ろ!」
ウルシが声をかける前から、爆速でルシファーはレンの背後に迫っていた。
ルシファー「呆気ない最期だったな!」
レン「くっ」
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