947: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/03/08(日) 00:01:06.14 ID:zDW/5sDQ0
ボンッ!という爆発音が耳をつんざく。レンもルシファーも、音以上に凄まじい風を全身に感じた。レンの前にいたシトリーがルシファーの背後に移動している。
エメラ(ま、まるで見えませんでした。瞬間移動の領域)
ルシファー「なにっ」
シトリー「かぁ゛」
シトリーが筋骨粒々のルシファーの背中に向けて3連撃!脊髄を狙ったえげつない打撃をまともに魔王は喰らった。
レン「シトリー、速っ…いや、速すぎる!」
シトリーの肩がかまいたち現象のように切り裂かれた。勇者最速の名は伊達ではなく。自分の肉体を犠牲にすれば魔王も見切れない速度を発揮する。
ルシファー「ぬ、おおお〜!」
背後を振り向けばもうそこにはおらず、掌で魔王の顎をかちあげる!
シトリー「んんあ゛!」
ルシファー「く、おおお!」
ズギューーーーンッ!!
そのまま首を掴みシトリーは魔王を連れ、音速を超えて飛行した。すぐにレン達の目にも見えなくなる。
レン「シトリー!あのバカっ!すぐに追うわ!」
ウルシ「しかしすげえ速度だ。追い付くのは困難でさ…」
エメラ「あんな魔法をいつの間に、努力家とは聞いていましたが」
身を犠牲にしたシトリーならば、むしろ暴風の刃でレン達を怪我させることになりかねず、タイマンの方がやり易いだろう。
レン(でもそれは、魔力が尽きるまで、もしくは致命傷を負うまで、身体が耐えられなくなるまで闘うデスレースってこと。わかってんの!この高さ、足場は魔王城のここしかないんだから!)
あの状態のシトリーでも魔王を倒せるとは思えない。シトリーに残されているのは、ソニックウェーブの刃やルシファーの攻撃で死ぬか、魔力が尽きて高所落下で死ぬか。あの様子ではこの場所に戻ってくるつもりはないだろう。
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