【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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135: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/01/12(月) 16:06:36.01 ID:2syaWY9d0
「シャルフィリア。剣を収めなさい」

「姫…?」

貴女に背負われていたミルクが降りながら凛とした声で命ずる。

「アミィさんはわざわざわたくしたちの為、する必要のない忠告をなさってくださいました。

それ以上剣を向けることは無礼にあたります。貴女も分かっているのではありませんか?」

「しかし、姫」

「命令です我が騎士。剣を下げなさい」

「…承知しました」

城を逃げ、国を滅ぼされ、心細い思いをしているばかりと思われた姫の高貴な振る舞いに貴女は内心胸を撫で下ろす。

全てを失おうとも、彼女は依然気高き姫のままなのだ。貴女を救ったあの日のように…

「アミィさん我が騎士の働いたご無礼お許しください」

「すいませんアミィ殿。貴女の善意を疑うような真似をして申し訳──」

「ちょ、ちょっと待って!何もそこまで謝ることないのよ!?私がいきなり声をかけたのがそもそも悪いんだし…」

やはり最初の直感通り、アミィは善人だった。

あのような清らかな瞳で、悪人の訳が無い。少し考えれば分かることだというのに…

貴女は己を恥じ、そして……ゆっくりと、頽れた。

「シャル!?」

姫とアミィが心配して貴女に駆け寄ってくる。それでも貴女は返事一つ返すこともできず、酷く重たい瞼を閉じ…眠りに落ちた。


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