【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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136: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/01/12(月) 16:27:41.10 ID:2syaWY9d0









(((助けてくれてありがとうございます)))

(((別に……。こんなとこにそんな恰好で来て。襲ってくれと言ってるようなもんだ。すぐに出て行った方が身の為で──)))

(((でしたら!貴女も一緒にいらしてくださいな)))

(((は…?何言って)))

(((貴女はわたくしの命の恩人ですもの!お礼をしなければ気が済みませんわ!)))

(((お、おい離せって!別に取り入ろうと思ってやった訳じゃ…!)))

(((わたくしの名前はミルク=フォン=アドラステア。貴女のお名前を聞かせてくださる?)))


まるで、太陽だった。

かつての身分も、両親も、何もかもを失いこのまま朽ちゆくばかりと思っていた貴女の前に現れた太陽は、

優しく暖かな光で貴女を包み込んだ。守りたい……許されるなら、この世全ての苦しみと悲しみから彼女を守る剣となりたい。

貴女こそ、私の……

















「…ここ、は…?」

「目が覚めたのね」

知らない天蓋……

「私の野営テントよ。少し狭いけど我慢してね」

気づけば体から媚薬が抜け、心地よい感覚と共に体力が回復している。

「薬草を使わせてもらったわ。気に障ったのならごめんなさいね」

「いえ。ここまで施していただいてかたじけない。この恩は必ず──」

「大げさだって。困ってる時は持ちつ持たれつ…でしょ?」

「シャル…………」

「姫…様……」

ミルクは貴女を覆う毛布に持たれ眠っている。見守っている最中に体力が尽き、寝てしまったのだろう。

寝言でまで貴女のことを心配している。

「彼女、貴女が心配でずっと離れなかったの」

「そう……ですか…」

寝ているミルクの頭をそっと撫でた。


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