【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
877:名前ミスっててすいません… ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/04/04(土) 15:32:00.59 ID:nOfOX6qK0
「ぅぼは!!?」

己の勝利を確信していたジルベントは突如、原因を理解するより早く体を迸った痛みを叫ぶ。

見下ろすと、己の胸に…水晶に深々と矢が突き刺さっているではないか。

「なん、ですと……!」

ゴーレムであるジルベントがこの程度で致命傷を負うことはないものの、彼の能力には曇りなき水晶の輝きが欠かせない。

それなのに水晶の億深くまで食い込んだ矢は割れたガラスのようにヒビ割れ、先程までのように洗脳光を発することができない。

「っ…!」

ジルベントが矢の飛来した方向を向き目を凝らすと……弓を構えたエルフ、アミィの姿があった。

アミィは投降を呼びかけることもなく、二の矢を引き絞り…放った。

「そう何度も、ぐおぉっ!?」

腕で矢を払おうとしたが、まるで意思でもあるかのように軌道を反らした矢が再び胸に命中しヒビをさらに大きなモノに広げる。

「こ、ここはマズい…!このままでは!」

ジルベントは悟った。映像を取る為屋内に入った事が裏目に出た。

彼の巨体では屈まなければ収まり切らないせいで満足に避けられず、自慢の索敵範囲も牧場内の視野が通らない場所では生かせない。

そして最も致命的なのは、洗脳光を失った今、廊下は矢で一方的に攻撃する事に最適な場所だということだ。

「ぐおおぉぉぉ!!?」

二人を無力化していながら口惜しいがジルベントは退却せざるを得ない。踵を返し彼にとって窮屈な廊下を必死で走る。

「…無駄よ」

だが無意味。背を向けたゴーレムの大きな的目掛け、何本もの矢が次々突き刺さる。

大きな的に、敵の動きを制限できる空間、風魔法でいくらでも軌道を操作できる…何もかもがアミィの支配の上だった。


<<前のレス[*]|次のレス[#]>>
956Res/562.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice