ゲス勇者「ほぅほぅ」聖女「よろしくお願いします」
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207:名無しNIPPER[saga]
2026/03/19(木) 13:05:50.44 ID:h43BcU/KO





 <<ギャハハハ

 <<ヒャッハー

 
 聖女「ーー」オドオド

 勇者「はいはーい! 通るよー」ザシュザシュ

 <<ギャアアアアアア

 勇者「聖女ちゃん、早く進まないと日が暮れるよー? 洞窟だけど。でも、この中、外と時間が捻じ曲がってるから、もたもたしてると時間と空間の狭間ーー永遠に閉じ込められるから」ハァ ザシュザシュ

 聖女「……勇者様、ここは、古代迷宮、ですよね?」

 勇者「だよー? バリバリの古代迷宮だよー」ザシュザシュ

 聖女「しかも、ここは地図外ーー女勇者様が魔王から取り返したものの、人類がまだそこまで開拓できていない、安全が完全に無視された、最も危険と言われている地域ーー『地図外』の古代迷宮、ですよね?!」

 勇者「だねー、だから魔獣も、下手したら魔物が出てきて、さっきから倒してるじゃないの?」ザシュザシュ

 聖女「なぜ、こんなにも人がいるのですか!?」

 <<ヒャッハー!!

 勇者(そう言って聖女ちゃんは周りを見る。
 大きなリュックを背負っているのは移動商人、デカい剣を背負っているのはそのまんま剣士、といったところだろう。

 冒険者やそいつらに商売する人間が溢れた、普通の迷宮と代わりがない光景だ。
 ただ、全員がモヒカンヘアーでテンションが高い。火炎瓶を持ってる奴もいるくらいの差があるが)

 勇者「言ったでしょ? ここは『地図外』、人類がまだそこまで開拓できてないーー王国の支配が及んでない場所。
 でも、来ることはできるし、生活もできる。
 ただ、ここは王国の認める万人の権利がないんだ。
 
 だから、王国でいられなくなった人間が行き着く、最後の場所ーー犯罪者、半魔物、亜人の生き残り、貴族の隠し子、なんてのが行き着く」

 聖女「……お詳しいのですね、それと、なぜこんな場所にあの方が?」

 勇者「……いろいろあったからね、昔ーーーっと、到着だ」

 <<パァアアアア





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