ゲス勇者「ほぅほぅ」聖女「よろしくお願いします」
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208:名無しNIPPER[saga]
2026/03/19(木) 13:06:34.38 ID:h43BcU/KO


 <<ガヤガヤガヤ

 聖女「……普通の街ですね、古代迷宮の中に、こんな街が」キョロキョロ

 勇者(聖女ちゃんが辺りを見回した。
 岩石を掘り出したような、天井が5メートルはある広い空間、そこらかしこに光苔が植えられて明るい。
 辺りには建物が建っている。どれも石造りで立派。
 ここは普通の町で、子供の姿もあった。
 ただ、教会に関する物がないくらいしか、普通の街と差がない)

 勇者「迷宮維持のための中間地点ーー魔力の換気場所だよ。
 迷宮は内と外の魔力を循環して維持されてる。けど、深層に行くほど魔力は澱んで死にやすいから、こうした中間地点に深層と浅層の魔力を循環させるための空間ーーポンプがある。

 大抵の迷宮だと、初心者は到達できないから、表層に街を作るけど、ここは表層の方が危険だから、よほどの魔物じゃないと侵入できない中間ポンプに街を作ってるんだ」

 聖女「でも、大丈夫でしょうか? こんな場所に街を作ったら、ポンプとしての役割ができないのでは?」

 勇者「ここが『古代迷宮』だから大丈夫。

 古代迷宮ってのは、失われた凄まじい技術、呪い、そういった物が現存してる迷宮だからね。
 砂漠地帯の古代迷宮がいい例だね、現代の呪いでも『特定の人間・魔物が侵入したら天候を操って砂嵐を長時間起こす』なんて不可能でしょ?

 この古代迷宮は空間と時間がめちゃくちゃなんだ。
 この街の空間はポンプだから安定こそしてるけど、外での1日はこっちの一週間、下手したら一ヶ月になる。
 だけど、ここに行き着くまでの浅層にその逆もあるから、往復すればトントン。


 ーーっと、ここが目的地」




 <<ピカピカ

 聖女「……淫婦の館、と書いてあるのですが」ジトー

 勇者「気持ちはわかるけど、ここだから! 信じて! 聖女ちゃん! 



 すみませーん!」ガチャ






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