ハーレム勇者のTSもの7【安価コンマ】
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943: ◆DmmDEGkMa3fh[saga]
2026/06/26(金) 00:44:31.08 ID:ilVOFgxx0

☆☆

 アップル王国の大聖堂に集まった聖職者、シスター、そして多くの人々が哀しみにくれていた。御年122歳の偉大な聖女、名誉教皇アメリアが亡くなったというニュースが伝達魔法やタブレットでネットニュースで世界中を走り抜けたのが今朝のことだ。


「ああ…ビッグマザー…」


「シスター・アメリアが…」


「私たちの聖女様〜…」


 さめざめと泣く人々。アメリアは聖職者というだけではなく冒険者として約100年前魔王軍を撃退したメンバーの1人。その存在感は現教皇をも凌駕していた。現役から退いて半世紀経つが、変わらず慕われ続けていた彼女の死は皆覚悟していたこととはいえ心の傷は大きい。


「司祭さま。どうか…聖女様のご尊顔を拝したいです」


「わたくしもっ」


「なりません。アメリア様のご遺体は現在◯◯枢機卿猊下の祝詞が捧げられております、邪魔は許されません。あなた達の気持ちは分かります、私も同じです。」


「あの曙光の勇者パーティも、ご存命なのはミーニャ様だけですね…」


 シスターが呟く。アメリアとパーティを組んでいたミーニャという賢者は魔術大臣カーロンの指導のもと若返りの秘法を会得。今でも若々しい姿で活動していた。アメリアと並べば曾孫のようにすら見えるが、他の者には見せない気の置けない笑顔を聖女が浮かべていたのを覚えている。


「ミーニャ様もこちらに向かっているとのことです」
 

「勇者レン様はいらっしゃるのかしら…」


「勇者レン様が行方不明になったと言われているのが半世紀前。年齢的にも、若返りの秘法を会得していないでしょうし生きてはいないはずです」


☆☆




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