953: ◆DmmDEGkMa3fh[saga]
2026/06/28(日) 00:56:22.50 ID:8uss2kEcO
>>949 た、確かに 何でなんじゃベルさん…😭
そしてもしかしてヨボヨボのおばあちゃんの異名が剣の勇者なのはめちゃくちゃ格好良いのではないだろうか⚔️⚔️
「けえええーーーっ!!」
ソリラ「ふはっ!!鈍い鈍い!」
鈍い被弾音が若い剣士の腹部に響いた。小柄な老婆の木刀がクリーンヒットし、膝をついて蹲る。
「う、おおおお…ま、参りました…」
「つええ…流石は伝説の勇者」
「理事長って本当に強かったのか…」
ソリラ「素振りからやり直せっ!キシャー!オレを老人だと思って遠慮してるんじゃなかろうなー!一番優秀なやつ、来てみな!」
老婆とは思えない背筋の伸び方、ブンブンと木刀を振り回したソリラは自身がトップを勤める剣術学園の卒業生に最後の指導を施していた。側近の妙齢の女剣士が耳元で囁く。
「今のした彼が主席です」
ソリラ「なにっ!おい大丈夫か!お前ら、やっていけるのか!」
卒業生を木刀で一人一人差していくソリラ。魔王軍との停戦が結ばれ100年。それ以外の魔族達が攻めてくることはあるし、スタンピードの危険もある。闘いが生活の一部であることは変わっていないが、自分の若い頃と比べてその実力は心許ないと感じていた。
「お言葉ですが理事長!俺達は斬鉄を会得してます、これは他の国では上級騎士団でやっとの領域」
ソリラ「んなもんオレは8歳のときにはできた!んま、それぞれの道に進んでも毎日剣は振ることだな!」
「卒業生一同、理事長に礼!」
☆☆
ソリラ「な〜。オレ老害かな」
「んふ。口うるさいとは思われているでしょうね。しかしこの学院の卒業生達は多くが素晴らしい活躍をしております、その偉業、そして理事長の実力を考えればむしろ益をもたらしていると言えるでしょう。理事長の世代がヤバイやつらだというのは存じておりますし」
ソリラ「お」
学園の外廊下を歩く老婆と側近の剣士。角を曲がると若々しい褐色肌に着物を身に付けたポニーテールの女性が待っていた。
ウルシ「ソリラさん」
ソリラ「どうしたウルシさん!先日アメリアさんの死に際に集まって以来だから、懐かしくもないな」
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