955: ◆DmmDEGkMa3fh[saga]
2026/06/29(月) 20:00:58.64 ID:G2JujgpuO
ウルシ「蝿の旦那が言ってましたが、魔族になっちまうと天界的にも人扱いされないらしいでさ。つまりあっしの行動は酔狂な魔族がジャポ国を勝手に肩入れしてるって話でしてね。お国にお咎めはなしです」
「蝿というのは…」
ソリラ「ベルゼブブだろ」
「ベルゼブブって…本当にいるんですね」
ウルシ「あっしは人間的には大分罰当たりな女ですので、ある日突然死んでも気にしないでくだせえ」
バサッと激しい羽の音が上空に響いた。小柄なレッドドラゴンがウルシを迎えに来ている。
ソリラ「ラブの子供?」
ウルシ「はい。かわいいやつでして5匹も生みましてね!」
大ジャンプでレッドドラゴンの背中に乗る。そのまま高速で飛び立つ姿をソリラ達は見送った。
「なんというか、まるで死を恐れていませんね。理事長の時代の勇者は皆そうなのでしょうか」
ソリラ「いやぁ、オレたちも死ぬの怖いし。ウルシさんのあれはほら、マモン配下の件のやつだろ」
「マモン配下。もう数十年も最重要壊滅対象に指定されている人間と魔族の混成集団ですよね」
ソリラ「勇者が身動きしにくいのも、そのせいで勇者の称号を断って数が激減してるのも自分の責任だってウルシさん言ってた」
「?どういうことですか。あのマモン配下の勇者特効はウルシ殿が関係しているのですか、それがなぜ死を恐れないことに繋がるのですか」
ソリラ「チョコ食べたいチョコ」
「理事長会話を面倒くさがらずにっ」
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