ハーレム勇者のTSもの7【安価コンマ】
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969: ◆DmmDEGkMa3fh[saga]
2026/07/02(木) 23:30:12.12 ID:S5syeA2o0


 アップル王国の最も標高が高い山には3つの名所があった。1つ目が頂上。王都からドラゴンタクシーで数時間で運んでもらえるサービスがあり、時期によっては雲海を見渡せる人気スポット。2つ目がダンジョン。すでに内部が把握されているダンジョンがいくつかあり初心者冒険者の練習に持ってこいで、騎士学園のカリキュラムにも含まれていた。


「「「「せいっはっ」」」」


「突きが温いわ〜!!貴様ら踊りの稽古するためにここにいるのか!」


 そして3つ目が中腹にそびえ立つ立派な道場。ここは星辰赫奕拳という国内最強を吟われる流派の総本山で、格闘職を志す者達が世界中から集まり共同生活を行っている。さながら梁山泊。


「師範!骨が折れました!回復をお願いいたします」


「仕方の無いやつだ」


 魔法が使える師範や専門の回復術師も常在しており、門下生達も骨が折れようと弱音を吐かずさらに自分の肉体を追い詰めることを臨んでいた。それほどモチベーションと才能に溢れた者達が総勢300名武芸に励んでいる。しかも入門試験の際にはその十倍の人数が門を叩くが実際に合格するのは毎年20人前後だ。


「貴様らー!マスターミルカの銅像の掃除がなっとらんわ!やり直せ」


「押忍!」


 その流派の開祖にして生きる伝説と呼ばれているのがバトルマスターのミルカ。かつて魔王城に乗り込んだ勇者パーティの1人でもあり、90年程前に立ち上げた流派を拳1つでここまで高めたバトルマスター。新人門下生の最初の修行は全長10mある若かりし頃のミルカ像を磨き上げること。バカみたいな大きさのバカみたいな像。彼女の自己愛を見るもの全てに印象付ける。


 しかし門下生達は熱心に磨いた。確かに筋肉は使うし、何よりもこの道場からは世界中で活躍する格闘職が輩出されている。それは人間だけではなく知能の高い魔物も含まれている。


「しかし、この像胸デカイな」


「知らねーのか。当時の写真見たことあるけどマスターミルカ本当に爆乳だぜ」


「マジかよ!今も生きてるって聞いてるけど、本当かよ」


「同年代のビッグマザーアメリアも先日亡くなられたしな」


「貴様ら〜!口先の訓練か!?身体を動かさんか!」


「「「押忍っ」」」





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