98: ◆ynQ3DWdwUDRU[saga]
2026/03/21(土) 18:45:15.70 ID:25JcaePyO
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数分前、城下町の高い建物によじ登ったミルカは上空の戦いの気配に意識を向けていた。
ミルカ「空は暗すぎて全然見えないけど闘いの気配があるわ」
ツバキ「オラァ〜!改めて拙者があの世に送り込んでやんよ〜っキャハッ!」
追いかけてきたのはツバキ。ミルカが地獄に堕ちたことでもうこの世では会うことはないと思っていたが、理由は知らないが復活している。それならばラウンド2だ。
ミルカ「クソガキ、闘いの気配わかる?」
ツバキ「んあ?そういえばこの魔力は…魔王様〜?」
クナイを構えたまま空を見上げるツバキ。最強忍者である彼女も感じるならばこれは本物の気配だ。
ミルカ「ベルゼブブが言うには、ルシファーが誰かと闘ってるらしいし、それなら私が行かない理由は無いわ!」
ツバキ「おい逃げんのかよ!」
ミルカ「今アンタと遊んでる暇はないのよ!じゃあな!」
ミルカは建物からダイブし、爆速で駆け出した。落下予測地点まで数十秒で到着する。
ダンっ!
ツバキ「クソババア〜!待てっ…て速」
⭐︎⭐︎
城下町を飛び出し、針葉樹の先端を足場にして森林地帯を駆け抜ける。途中で気配が二つに分かれたことに気付いた。
ミルカ「どっちだ…片方は死にかけ…もう片方のが悪そうな雰囲気だわ!」
結果的にこの一瞬の状況判断が功を奏する。死にかけのレンの元へ駆けつけ、その後ルシファーに向かったのでは気配を消され潜伏されていたかもしれない。それは人類の滅亡を意味する。
ザザザッ!
バトルマスターの第六感がその身をルシファーの元へ運んだ。
ひゅんっ!
ミルカ「ぜってー魔王じゃんその姿!覚悟しやがれ!」
ルシファーから30mほど離れた位置にスーパーヒーロー着地を決め、ブラウンのミディアムパーマが乱れたバトルマスターが縮地法で距離を詰める。
ルシファー「はあ、はあ、はあ。勇者でも無い蛆虫一匹ものの数では無いわ!」
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