97: ◆ynQ3DWdwUDRU[saga]
2026/03/21(土) 03:42:28.88 ID:705vP8rwO
ルシファー「はあ、はあ、はあ、はあ!」
力任せにレンを殴り飛ばしたルシファーだが、追撃を加える気力はなかった。いや、恐らくきっと死んでいる。そう決めつけ、人間などに遅れを取らないことを再確認し歓喜する。
ルシファー「バカめっ!私は元大天使、七つの大罪のルシファーだぞっ!はあ、はあ、はあ…けほっ」
ルシファー「…っアスモデウスのやつが…私を追ってくるかもしれぬ……身を隠さねば…」
残された2枚の羽を必死に動かし、女悪魔は魔王城から数キロ離れた谷に着地した。レンとは数百mはなれている。
ルシファー「っぐうう…!!」
あまりの疲労に両膝を付く。その姿は魔王とは思えないほど消耗していた。
ルシファー「バカめっ勇者レン…!勝てるか!…貴様が私に…っ…ふは…神属性があろうが…マモンと契約しようが……弱者の悪あがき」
ルシファー「人間が…数を頼もうが何をしようが私に届くことはないのだ…っ!」
立ち上がるルシファー。アスモデウスには性別を片方消すことは悪手だと言われたが、したからこそ今生き残っている。自分に判断ミスなどあり得ない!
ルシファー「数日…回復すればすぐに粉微塵にしてやるぞアスモデウス……」
身を隠そうと歩を進めるルシファー。アスモデウスを片づけ、人間は皆殺し。今この時さえ凌ぎ切ればその未来はほぼ確実に訪れるだろう。
ざざざざざ
ルシファー「……」
しかし僅かに間に合わなかった。力強い死神の足音が近付いてきている。
ルシファー「……なんだ、この音は」
ガササッ!!
ミルカ「みっけーーーーーっ!!」
ルシファー「うおおおぁあっ!!?なんだ貴様っ」
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