149: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/08/14(金) 10:45:37.50 ID:HR3fonG0O
ユイリ「し、心臓が止まるかと思ったわ⋯⋯」
クロエ「お嬢様、大丈夫ですか」
身を低くしてベッドの柱に掴まっていたメイドは、壁とマットに挟まれた主人に声をかける。無事を確信してか、慌てた様子は見せず姿勢を直し部屋の窓へと視線を向ける。這い出たユイリは深く息を吐いた。
ユイリ「事故? どこかにぶつかった?」
クロエ「いえ。大きな魔力の揺らぎと炸裂する音がありました。人為的なものの可能性が高いでしょうね」
リア「ライラっ、助かったけどもういいから」
ライラ「うふふ。もっと甘えてくれていいのに」
前かがみになりつつライラから離れる。車内はざわざわと騒がしい。が、この個室からはいまいち状況が分からなかった。
クロエ「いかがしますか? 音がしたのは出入り口付近です。おそらくそこから侵入するつもりでしょう」
ユイリ「私はそこに直行するわ。ライラも。クロエとリアは自由に動いて」
ライラ「そうねぇ、怪我人がいるかもしれないもの」
言うや否やユイリは飛び出していく。ライラもそれに続いた。
いまだ状況を飲み込めないリアは、ぽかんと二人を見送る。
リア「魔物か人間か、襲撃ってことだよな?」
クロエ「ええ、何らかのトラブルなのは間違いありません」
リア「で、自由に動けと」
クロエ「はい。とりあえず私は車内を回ります。停車の際に怪我人が出ているかもしれませんから。では、お気をつけてご主人様」
リア「⋯⋯自由なパーティ、か」
みんなで直行! とならない辺り柔軟なのだが新人には無茶振りに近い。だがここで棒立ちしているわけにはいかないだろう。早く決断しなくては。
↓1 少年の決断は(いつもの判定。賢さ20でプラス10補正)
00〜50 戦士としてユイリ達に助力
51〜80 クロエと共に車内を警備
81〜99 手薄な場所を警戒
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