148: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/08/14(金) 10:44:49.67 ID:HR3fonG0O
リア「いずれ慣れる、か」
ユイリ「ええ。ま、このパーティは自由だから。駄目そうだと思ったら撤退しなさい。命は大事よ」
リア「ああ。ありがとう」
そう言ってくれるだけでもいくらか楽になる。仲間を、助けられる人を見捨てて下がる気はないが。
彼がお礼を言うと尻尾をフリフリと振り、ユイリは笑みを浮かべる。幼い子供のように見えるが頼れる先輩である。
クロエ「⋯⋯お嬢様。皆さまも、何かに掴まってください」
不意に、彼女から少し離れた位置に立っていたクロエが目を鋭くさせた。何か起きたのだろうか。リアがきょとんとしていると、彼の近くに座っていたライラが少年を抱きしめた。ムニムニとした双丘に顔が埋まり、視界が塞がる。
ライラ「お姉さんに掴まってジッとしててねぇ」
リア「えっ、いきなり何を――っ!?」
直後、大きな音が鳴り機車が急停止した。
リアは身体が引っ張られる衝撃に襲われる――が、ライラは何故かびくともしない。若干傾いたくらいで大した力も込めてない体一つで平然と立っている。
明らかに普通ではない。そのすぐ近く、ベッドのマットレスごとひっくり返って悲鳴を上げるリーダーがいるのだから。
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