191: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/08/22(土) 07:13:41.09 ID:hYYSXC8JO
31 クロエ
あんなことがあったばかりだ。冒険者達は早めに休息をとっているらしい。二階や一階をうろついてもあまり人気はなく、この時間では食堂もやっていない。時間を潰すため少年は誰か知り合いを探すこと に。
クロエ「あ。ご主人様」
するとクロエに出会った。遠くからでも目立つピンクなメイドさん。彼女はリアの姿を見つけると、珍しく小走りで近づいてきた。スカートからのぞくムチムチな脚が眩しい。
クロエ「ご主人様、やっと見つけました」
リア「何か用か? もしかしてまた何か――」
クロエ「いえ、私がお話したいだけです」
言って、照れ臭そうに虚ろな目を逸らす。静かな一階の廊下。それでも彼女といると、ちらほらと視線を感じる。
クロエ「ご主人様。こっちでお話しませんか? 誰もいない部屋があったので」
リア「ああ、別にいいぞ。俺も暇してたし」
人の目があるところでは話し難いだろうし、クロエの提案に乗ることに。暇つぶしの手段を探していたため、彼女の誘いは渡りに船である。
クロエ「ではこちらに」
言って、彼女は先導する。着いたのは一階の物置部屋のような一室。棚が並ぶ室内を進み、奥にある小さな机のわきに置かれた椅子に座る。
定期的に清掃されているのだろう。無人だが埃は一つも見当たらず、最奥のこの場所も綺麗だ。
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