201: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/08/27(木) 06:53:17.08 ID:ykk8/I3yO
2 原因を探す
リア「元凶を探さないか? 俺たちは上位のギルドなわけだし」
実力があるパーティが奥を探る危険な仕事をするべきだろう。考え込むユイリに進言する。
ライラ「そうねぇ。原因をなんとかしないと、ずっと戦うことになっちゃうし」
と、シスターも賛成。バスケットに腰掛けながらのほほんとした口調で語る。
クロエ「⋯⋯いかがしましょう? お嬢様」
ユイリ「そっちで進めましよ。私達上位のギルドだから!」ドヤ
お嬢様の隣に控えるメイドに尋ねられて即答。理由はともかくリーダーはそちらに決めたらしい。腕を組み、得意げな顔をしてみせる少女。クロエは拍手して主人を称える。
ライラ「じゃあ早速出発する?」
クロエ「いえ、目的が違うとはいえ魔物の群れには必ず遭遇するでしょう。人手を集めた方がよろしいかと」
ユイリ「確かに。四人だと流石に苦しいわね」
魔物が大量発生している中を、原因を探して歩き回る。下手すれば砦付近の掃討をするよりも人数が必要になるかもしれない。
リア「人数が増えすぎても動き難くなるだろうし、難しい話だな」
うーん、と唸る面々。そうして頭を悩ませていると、彼らに近づく複数の足音が聞こえる。そちらに振り向くと、
シル「そういうことなら、私たちと一緒に行かない?」
シルである。彼女の他に数人の冒険者らしき人物もいる。
昨日のマントの少女、シロ。緑髪の黒い眼鏡を付けた少女。長身の老人、男性である。――こちらが言えたことではないが、個性的なメンバーだ。
リア「シル。聞いてたのか」
シル「うん、賑やかだったから」
にっこりと笑って答える幼馴染。けれど彼女の隣、黒いグラスを付けオーバーサイズのパーカーを身に着けた少女が呆れたように息を吐いた。
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