202: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/08/27(木) 06:53:56.10 ID:ykk8/I3yO
緑の子「嘘。ずっと見てたでしょ、精霊くんのこと」
シル「⋯⋯。賑やかだったんだよね」
シロ「ウソ」
老人「やめてやれ⋯⋯」
個性的だ。
クロエ「シル様なら大歓迎です。お仲間の実力も確かでしょうし――ん?」
ユイリ「⋯⋯あれっ? キースさん?」
ワイワイ騒いでいる彼らに仲間達も視線を向ける。すると、二人が老人を目にして驚いた様子を見せた。
キースと呼ばれた老人。琥珀色の瞳。短めの髭。白髪をオールバックにしている、長身の渋い男性だ。ビシッとしたスーツを上下に身に付け、腰には一振りの剣。優しげな顔をしたおじいさんだが、年齢を感じさせない姿勢、身のこなし、雰囲気すべてがただ者ではないことをひしひしと感じさせる。
キース「久しぶりだな、お嬢さん方。噂は聞いてるぜ」
ユイリ「久しぶり。引退したって聞いたけど、今日はお仕事?」
キース「娘達の付き添いだ。ま、野暮用ってところか」
そう言って、チラリと二人の小さな少女達を見る。
ユイリ「娘?」
クロエ「達?」
キースの言葉に二人が首を傾げる。が、彼は気にするなと言うだけで詳しい説明はしなかった。
ユイリ「来てるなら声をかけてくれても良かったのに。あ、この人はキース・グランツィア。元騎士で父の知り合い、一時期私の師匠でもあった人よ」
再開がうれしいのだろう。少女はニコニコと上機嫌な様子でライラとリアに紹介してくれる。ぺこりとお互いに会釈。
元騎士。ユイリの師。どうやら強者のオーラは見間違いではなかったようだ。
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