229: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/09/08(火) 07:23:39.29 ID:u/Uq2MAmO
79 シル
28 ウィン
臨時拠点の機車へ戻るとリア達パーティはそこから少し離れた場所に集まった。いつものメンバーにパステルレインのウィンとエメラ、オーナーのキース、それと赤い髪が目立つ少女。
赤い子「これでよし」
シル、キースと一緒にいるのがパステルレインだと分かった今、変装していてもリアには彼女が誰だか分かってしまう。率先して行動し、魔法の道具の準備をして囲いを作る姿。生意気なことを言いながらも、なんやかんやいつも仲間を想っている彼女のことが頭に浮かぶ。
頭から上半身を覆う頭巾から覗くストロベリーブロンドの髪に、小さくスレンダーな身体。パステルレインの赤い子、アデルちゃんだ。
ライラ「リアくん、リアくん。私今日ほど上位ギルドやっててよかった日はないわぁ」
リア「そうだな⋯⋯この囲いの中に入ってて文句言われないとか」
彼女らがいることはリア達パーティ以外には内緒なのだろう。出来上がった囲いを見つつ、はしゃいでいるライラへしみじみと返事をする。
今をときめくアイドル達と閉ざされた空間でお話。本来ならばいくら金を積んでも叶いそうな夢である。
ユイリ「それで何の用? 誘われたからとりあえず来たけど」
シル「一緒に食事でもと思って。今から作るから」
ウィン「一緒に食べよ?」
ユイリ「あ、ああ、そういうこと。問題ないわよね」
仲間へ振り向く彼女。一同は勢いよく首を縦に振った。
ウィン「わーい! 他の人とご飯を食べるの久しぶり!」ピョンピョン
ライラ「おおぅ、揺れてるわぁ――げふっ」
クロエ「魔術師様、手伝います」
ライラ「あーんっ。痛くないけど心が痛いぃ」
無邪気に胸を揺らす少女を眼福と言わんばかりに緩んだ顔で凝視するシスター。数秒後メイドからびしっと手刀を頭に入れられ、リアに泣きついた。
キース「ま、たまには交流もしとかないとな。お前も挨拶したらどうだ?」
用意したキャンプ用の椅子に座り、くつろいでいるオーナーに声をかけられ離れた位置にいた赤い子が反応する。従騎道連盟のメンバーをじっくり眺め、ぽつりと彼らに聞こえない声で呟く。
赤い子「少数精鋭の上級ギルド⋯⋯損はないか」
そして近づき、頭巾を取る。ストロベリーブロンドの柔らかい色のロングツインテール。宝石のように綺麗な赤色をした瞳。スラッとした華奢でしなやかな、褐色の肌の身体。胸を覆う黒のチューブトップに、下は革のローライズなホットパンツ。肌が露出している面積が広く、下半身の際どさもあってセクシーだ。
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