231: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/09/08(火) 07:25:01.61 ID:u/Uq2MAmO
アデル(フラフラしちゃって好都合⋯⋯♡)
アデル「お兄さーん♡」
アデルだ。猫なで声を出しにっこりと笑った彼女。リアが狼狽えた隙に彼の腕を掴んで出入り口の曲がり角、皆から見えない位置へ連れ込む。
リア「おわっ。アデルちゃんどうした?」
アデル「お兄さんとお話したくて⋯⋯ダメだった?」
手を両手で握り、上目遣いに問いかけてくる。強気で挑発的な彼女がしおらしく間近で見つめる破壊力はすさまじく、明らかに何かあると少年は分かるのだが、首を横に振ることしかできない。
リア「話なら全然大丈夫だ。俺もアデルちゃんと話したいし」
アデル「わぁ、嬉しい♡ シルちゃんから昔話を聞いて、お兄さんのこと気になってたんだ」
そう言って手を離し、にっこりと笑うアデル。リアは気づいた。少女の目がまったく笑っておらず、捕食者の――クロエやライラがスイッチ入ったときのような目をしていることに。
リア「と、とりあえずみんなのところに戻――」
アデル「はい、ストップ♡ どうして逃げようとするの?」
ガッと笑顔のまま壁に蹴りを入れ、脚で進行方向を塞ぐアイドル。こわい。
アデル「お兄さん、あたし悲しいなぁ。⋯⋯あ、そっか。対価が必要かな」
片足を上げたまま数秒考え、アデルはなにかひらめいたようだ。リアはこのまま逃亡を強行しようかなどと考えながら、視線を周囲に巡らせた。
↓1 展開判定(いつもの。ゾロ目で特別展開)
00〜40 強引に抱えて戻る
41〜80 緑の子が助ける
81〜99 少し離れた茂みで⋯⋯
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