30: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/08/02(日) 17:26:15.36 ID:OOaHwkZPO
リア「助かった⋯⋯。すごいな、魔物が完全に凍るなんて」
クロエ「上位ギルドのメイドさんですから。遠距離戦はお任せください」
ぶい、と得意げにピースサインを作る。立ち上がったリアは戦いを終えホッと息を吐いた。
リア(パーティの実力については疑いようもないな。問題は俺の力量か)
クロエ「ご主人様もやはりかなりの力ですね。魔力をまとった攻撃、移動、防御――前線で戦う術を既に身に付けています」
リア「見ただけで分かるのか? いや、分かるのか。凄腕メイドさんは」
クロエ「ええ」ムフー
褒められて嬉しそう。冗談めいた口調だが実際クロエの観察眼は鋭い。リアは特殊な生まれの影響で魔力が高い。が、魔法への適性は低く体の強化、武器を介しての魔力の放出を習得した。小さな頃幼馴染に教えてもらった技術でまだまだ荒い。
リア「ならこの戦い方を教えてくれる人って知らないか?」
クロエ「いえ。普通なら身体がボロボロになると思いますし、私は覚えがないですね」
リア「俺、そんな戦い方してるのか」
クロエ「魔法を体の間近で爆発させているようなものですから。ご主人様は特別な力をお持ちのようですね」
リア「うーん⋯⋯思い当たることはあるが、そっか、誰からも習えないのか」
がっくりと肩を落とす。我流でまだまだやっていくしかなさそうだ。
クロエ「⋯⋯では、今日は帰りましょう。お疲れ様でした、ご主人様」
クロエは消えた魔物のいた位置に転がっていた牙を、討伐の証拠として回収。その後来た道を戻り、魔物と遭遇することなく無事帰還することに成功した。
↓1 次のイベントは(いつもの判定)
00〜30 帰り道、他の仲間と遭遇
31〜70 お仕事のご褒美
71〜99 宿屋で待機
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