暇なおっさんのSS図書別館
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95:チョキ[sage]
2026/03/08(日) 02:02:43.70 ID:vX5IsS0DO
[AUA288U]
>>94

・Crystal world

「…どうやら、こいつが件の秘宝らしいな」
「夢みるルビーや」


エルフの隠れ里・女王の間にて―

「な、なん…と?」

「この里の秘宝を盗んで女王様を困らせるのが目的ではなかったようですね…」

おおさか一行は、ノアニール村の事態の解決のために今回秘宝探しをやり遂げていた。

そこで発覚した駆け落ちの真実―


「流石に一方的に人間という種族に対する偏見から否定だけをし過ぎた、と謝ってたな」
「…だからって人て種族に対する見方は変えられん、て頑なさはウチ、好かん」

「仕方ないさ。種族間の偏見なんてのは昨日今日できた軋轢じゃないんだし。それに…」
「それに?」

よみとおおさかがエルフの女王の態度のあり方について意見を交わす中、さかきはそこに
冷や水をぶちまける発言をした。

「あの二人の死は、我々には結果的にありがたい話だったかもな」

「…そ、それは?!」

「あの頑なさからして、逆に二人が今も生きていたなら、どんな理由であれ人間の側に疑いを、
でっちあげですらかまわずかけてきて二人の仲を引き裂いて、恋仲など絶対に認めず
下手したらあの村は滅ぼされていたかもしれない。そしてその矛先は、我々にも向いてた可能性が高い」

「悲しい話ですけど、現実的ではありますね」

「ちよちゃん…」
おおさかは最年少のちよまでもが、死のあり方を受け入れてる様子に狼狽した。
(ウチかて世界中みんながみんなが仲良くなれん、て頭じゃ理解してるつもりやのに…)

「なにはともあれ目覚めの粉は手にしたし、依頼を果たすとするか」

「…せやな」

(この冒険の旅で魔王を倒すだけで解決しないような話は、他にもまだ
世の中にはあるんやろうなぁ)


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