過去ログ - イャンクック 「旧沼地で人間を拾ったんだが」 2
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980
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三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:03:58.33 ID:RGmCGys0
少女 「大きな古龍様、ありがとう!!」
ジエン・モーラン 「(ググググ…………)」
少女 「(今、うなずいたような……)」
ハンマー 「いやぁめでたい! モンスターの怪我だけではなく、少女の目が見えるようになるとは!!」
ハンマー 「太刀、モンスターとは戦うだけが道じゃないんだ」
以下略
981
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:04:51.76 ID:RGmCGys0
紫ガミザミ 「少女、まだ言葉は分からんのか?」
少女 「………………」
紫ガミザミ 「ええい! ジエン殿、効いておらぬではないか!」
ジエン・モーラン 「焦るな、カニの子よ。力というものは取り入れることはできれども、なくすということは出来ない」
ジエン・モーラン 「今はまだ少女の中で眠っているだけなのだ」
以下略
982
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:05:44.42 ID:RGmCGys0
紫ガミザミ 「そういえばトレニャー、おぬし人間の言葉は話せんのか?」
トレニャー 「おいらは猫専門の運び屋(トレニャー)だから、人間の言葉なんて知るかいよ」
紫ガミザミ 「ちぃ。つくづく使えない猫じゃ」
トレニャー 「姉さん、またみんなが冷たくするよォォ」
ギギネブラ 「はいはい、よしよし」
以下略
983
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:06:37.38 ID:RGmCGys0
ジエン・モーラン 「さて。そろそろわしは行くとする」
ラギアクルス 「ジエン老……!! もう行かれてしまうのですか!」
ジエン・モーラン 「本来わしの力は、お前たちに介入させていいものではない」
ジエン・モーラン 「それゆえ静観を決めていたのだが、今回はちょっとした気まぐれで手を貸したまでよ」
ジエン・モーラン 「それに、わしがここにいてはおぬしらに迷惑がかかってしまう」
以下略
984
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:07:29.36 ID:RGmCGys0
ハンマー 「巨大な古龍が帰っていく……」
太刀 「よし、これで応急処置は済んだよ、ハンマー(ギュ)」
ハンマー 「すまないな。だいぶ楽になった」
少女 「ハンマーさん、私の服に、あの古龍様の血がついてたの。舐めてみて」
ハンマー 「血を? 俺が……いいのか?」
以下略
985
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:08:22.02 ID:RGmCGys0
ナルガクルガ 「…………くっ………………」
紫ガミザミ 「ナルガ殿! 目が覚めたかぇ!?」
クック 「ナルガ! 大丈夫か!?」
ナルガクルガ 「グ……俺は、生きているのか……?」
ナルガクルガ 「不覚をとった……だが、体の痛みは消えている……」
以下略
986
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:09:16.58 ID:RGmCGys0
ボルボロス 「……………………そうですか……人間が、私を追ってきているのですか……」
テオ・テスカトル 「おそらく取り付かれたときにマーキングのようなものをされているのだろう」
テオ・テスカトル 「水没林の水をくぐってきた方がいいと思われる」
ボルボロス 「ありがとう。そうします(ドス、ドス)」
ウラガンキン 「………………」
以下略
987
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:10:08.68 ID:RGmCGys0
―水没林、滝の上―
ベルキュロス 「奴ら……のうのうと全員生きている……!!」
ベルキュロス 「ウラガンキン二世も無事だ……」
ベルキュロス 「どういうことだ! ドスジャギィ!!」
以下略
988
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:11:23.35 ID:RGmCGys0
ベルキュロス 「許せない!!!(ピシャァァァァンッ!!)」
ドスジャギィ 「うわっ!! 雷が……!!」
ベルキュロス 「この声が聞こえるか!!」
ベルキュロス 「卑怯者ども! 私の大切なものを奪った卑怯者ども!!!」
ベルキュロス 「あたいはお前たちを、絶対に許さない!!!」
以下略
989
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:14:23.91 ID:RGmCGys0
―水没林―
ラギアクルス 「!? 何だ……雷!?」
テオ・テスカトル 「崖が崩れてくるぞ!!!」
ラギアクルス 「あの光は……ベルキュロス様!? ま、まさか……」
以下略
990
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:15:15.78 ID:RGmCGys0
少女 「おじさん!(ガシッ)」
クック 「(少女を庇わねば……)!!(バッ)」
>ゴゴゴゴゴゴ
ウラガンキン 「!! グォォォォォォ!!!」
ラギアクルス 「くっ……間に合わない!」
以下略
991
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:16:27.07 ID:RGmCGys0
テオ・テスカトル 「(少女達が、崖の破片の下敷きに……)」
テオ・テスカトル 「どんどん下に沈んでいってしまうぞ!!」
ボルボロス 「……な、何の騒ぎです!?」
ラギアクルス 「ボルボロス様! ウラガンキン様と少女達が、滝つぼの下に……!!」
ボルボロス 「何ですって!?」
以下略
992
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:17:19.80 ID:RGmCGys0
テオ・テスカトル 「紫殿、トレニャー、私の後ろに!!」
紫ガミザミ 「で、でもナルガ殿が……」
ナルガクルガ 「俺は大丈夫だ! 邪魔なガキはあっちにいっていろ!」
トレニャー 「ひぃぃ、くわばらくわばら!」
>ピシャァァァンッ!!
以下略
993
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:18:12.40 ID:RGmCGys0
ラギアクルス 「くっ……ベルキュロス様をお止めしなければ……」
ハンマー 「くそっ……少女が滝つぼの中に……!!」
ハンマー 「折角目が……目が見えるようになったところだというのに……!!」
ハンマー 「あの龍が道を塞いでいる!!」
ハンマー 「(今動けるのは、俺とあの海竜だけだ……!!)」
以下略
994
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:19:07.77 ID:RGmCGys0
>ピシャァァァァンッ!!
ラギアクルス 「(くっ……これでは水中に逃げることが出来ない……)」
ラギアクルス 「(水の中に雷を落とされてしまっては厄介だ……)」
ラギアクルス 「(先に落ちてしまっているウラガンキン様たちが感電してしまう……)」
ラギアクルス 「(ベルキュロス様には申し訳がないが、すぐに勝負を決めさせていただく!)」
以下略
995
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:20:24.31 ID:RGmCGys0
ベルキュロス 「しゃらくせぇ! しゃらくせぇぇ!!」
ベルキュロス 「ラギア! あんたは昔ッから気に食わなかった!!」
>ピシャァァアン!!
ラギアクルス 「…………!!」
ベルキュロス 「あたいの家族が殺されたとき、あんたは何をしていた!?」
以下略
996
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:30:56.53 ID:RGmCGys0
ラギアクルス 「(だが……!!)」
ラギアクルス 「(今の我には、守らねばならない者がいる……)」
ラギアクルス 「(この命に代えても守らねばならない大切な者が……!!!)」
ラギアクルス 「(そのためにも、あなたに討たれてしまうわけにはいかぬのです!!)」
>ピシャァァァアンッ!!
以下略
997
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:32:17.01 ID:RGmCGys0
ハンマー 「(やはり、この海竜、自分の身を盾にして突っ込むつもりだ……!!)」
ベルキュロス 「邪魔をするのか! ならお前も死ねェェ!!」
ハンマー 「!!!!!」
ハンマー 「(な……何だ!?)」
ハンマー 「(あの雷の竜の目……)」
以下略
998
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:33:42.76 ID:RGmCGys0
ベルキュロス 「シャァァァァァ!!」
>ピシャァァァァンッ!!
>バリバリバリバリ!!!
ラギアクルス 「ぐ……!! くぅぅぅぅぅ!!! ……強い……私の雷よりも……!!」
ベルキュロス 「あたいの雷を受けても、倒れない!?」
以下略
999
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三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:35:56.67 ID:RGmCGys0
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1000
:
三毛猫
◆58jPV91aG.
[saga]
2009/09/04(金) 12:36:51.60 ID:RGmCGys0
全てのハンターの皆様が、善きハンターライフを送れるよう、願っております
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