過去ログ - 少し昔話をしたくなった【消しゴムをくれた女子を・・・】
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1:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 09:46:12.68 ID:ECwp5XSe0
誰かこのスレ知っている人はいますか?
ちょっと暇なもんでスレを立てて見ましたww
てか、トリ有ってるかな?


2:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 09:48:00.95 ID:ECwp5XSe0
今日は一日休みを貰ったので、何となく昔の話の続きを語りたくなってスレを立てちゃいましたよ
まあ、すこ〜〜〜〜〜しばかり有名になった福田wwと言いますよっと


3:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 09:49:18.03 ID:ECwp5XSe0
こんな平日の朝早くからは誰もいねーかww
まあ、取り合えず書いて置いとくんで適当に見てくださいまし


4:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[sage]
2012/06/20(水) 09:50:22.10 ID:04UiZymy0
待ってるよ


5:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 09:51:41.57 ID:ECwp5XSe0
>>4
おうwwww
誰かいたwwwwww

それでは、内容を投下していきまつ
以下略



6:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 09:52:48.71 ID:ECwp5XSe0
-2011年8月8日AM10:15-

窓から入り込む真夏の朝日が俺の顔を照らし出す。
その光りは柔らかく、まだ真夏の太陽の様相を呈していなかった。
それでも充分な光りのそれは寝不足の俺の目を少しチカチカさせる。
以下略



7:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 09:53:53.30 ID:ECwp5XSe0
こんなに落ち着かないのは学生時代に板倉の彼女との別れ話に何故か同席して以来の落ち着かなさだった。

あの時はファミレスで一番壁際に座らされてドリンクバーにも行けずに目の前のアイスコーヒーの氷が溶けるのを見つめていただけの俺。
通路側に陣取り何度もドリンクバーにお代わりに行ける森君を羨んだな・・・と、俺は現実逃避から昔の話を思い出していた。

以下略



8:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/20(水) 09:54:48.46 ID:jjmkdGi/o
これは運命だな
久し振り〜


9:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 09:55:06.83 ID:ECwp5XSe0
-2010年11月末-

課長「おーい、来週の忘年会の予約は済んだのかー?」

そう社内に課長の声が響いた。すると竜也が立ち上がり親指を立てて叫ぶ。
以下略



10:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 09:57:17.04 ID:ECwp5XSe0
>>8
運命wwwwwwww
いや、なつかすww

続き
以下略



11:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 09:58:29.58 ID:ECwp5XSe0
ずっと一人暮らしが長かったので朝起きて隣にスヤスヤと眠るサトミを見ると心が温まった。
カーテンの隙間からこぼれ落ちる朝日が当たった、その寝顔を俺はいつまでも見つめていた・・・

結婚してから俺はなるべく早く家に帰る様にした。
サトミの側に居たい、ずっと二人で居たい、その思いから俺の帰路に着く足を早くさせた。
以下略



12:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 09:59:32.78 ID:ECwp5XSe0
そんな幸せな結婚生活が三ヶ月を過ぎた頃、事件が起きた。

俺がプロジェクトリーダーをしていたホテルの常駐清掃のチーフを務めていた木下が体を壊して入院する事になった。

課長「後任は赤井さんにしようと思う」
以下略



13:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 10:01:07.19 ID:ECwp5XSe0
彼は50代の現場チーフだが、頑固な上に頭が固い。
木下は頑固だが、それなりに柔軟性があり何よりコスト意識が高かった。
だが、赤井はコスト意識が全くなく、その上に独善的で営業の言う事なんて聞きやしない。
まあ、勿論腕は良いのだが・・・

以下略



14:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 10:02:03.13 ID:ECwp5XSe0
が、その時にふとサトミの笑顔が浮かぶ。
再び時計を見た。

今から帰れば・・・19:30には家に着けるな・・・
そう思うとサトミが恋しくなる。
以下略



15:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 10:03:06.08 ID:ECwp5XSe0
まあ、赤井は一応現場部門の長老だし、皆も言う事を聞くだろう。
俺はそう考えた・・・いや、そう自分に納得させたんだ。

俺はミスを犯していた。以前の俺ならば、すぐに会社に行き全力で抗議をしていた。
だけど・・・俺はすっかり油断していたんだ。
以下略



16:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 10:04:14.96 ID:ECwp5XSe0
「いや、赤井さん、それ何で先に言ってくれないんすか!」

俺は電話口に向かい叫ぶ。
赤井「そんなもんは現場の判断だろ・・・」
俺「いや、でもコストの事を考えて下さいよ!」
以下略



17:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 10:05:13.94 ID:ECwp5XSe0
俺「くそっ!!!」
俺はビジネスホンを叩き付ける様に切りスーツを羽織る。

俺「松平!今からホテルに行くから、後は頼む!」
松平にそう言うと慌てて松平は立ち上がる。
以下略



18:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 10:06:05.17 ID:ECwp5XSe0
赤井がチーフになってから俺とは全く上手く行ってなかった。
赤井は『現場の判断』その一言でいつも勝手な行動を取る。
その判断の理由を聞いても、返事は『現場の判断』だけだ。

赤井がチーフに成ってから俺は何度もホテルに通う事になった。
以下略



19:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 10:07:14.46 ID:ECwp5XSe0
サトミ「おはよー!良い天気だよー!」

日曜日の朝、サトミがそう言いながらカーテンを開ける。
俺はサトミが起きる前から起きていたのだが、「ホントだなー」と言いながらサトミを見る。

以下略



20:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 10:08:10.49 ID:ECwp5XSe0
その理由を探るが思い付かない。
だから、念のためにホテルに行った方が早い・・・そう考えていた。

サトミ「えっとねー・・・これ、観たいのーww」
そう言ってサトミが俺に情報誌を見せてくる。俺はサトミの楽しそうな笑顔を見つめる。
以下略



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