過去ログ - 少し昔話をしたくなった【消しゴムをくれた女子を・・・】
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77:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 11:27:10.36 ID:ECwp5XSe0
竜也「それじゃあ一気しまーす!!!」

いつもの様に竜也が一人盛り上がる。
忘年会は例年並みのポツポツとした盛り上がりを見せていた。
俺はいつもより酒を飲んだ。
以下略



78:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 11:28:55.74 ID:ECwp5XSe0
その瞬間、猛烈な吐き気を催し俺は立ち上がると竜也が「リ・バー・ス!リ・バー・ス!!」そう叫びながらついて来た。
何、そのコール・・・そんな事を思いながら俺はトイレに直行した・・・

竜也「ほら、全部吐いて!」
俺「・・・いや、もう・・・」
以下略



79:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 11:30:22.40 ID:ECwp5XSe0
竜也が「なんか飲み物を持って来ます」そう言って俺から離れた。
俺は一人トイレの前に座り込みながら目頭を押さえる。
周りの音が遠くに聞こえフラフラとする。瞼が重い。完全に酔っている。
だけど頭は妙に冷静だった。
俺は携帯を取り出して時計を見た。そして、そのまま携帯を見つめていると、ある考えが浮かんだ。
以下略



80:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 11:31:30.34 ID:ECwp5XSe0
何を考えてやがる・・・最低も良いとこじゃねーか・・・

そう思い携帯を閉じてポケットにしまい込んだ時に声を掛けられた。
「大丈夫・・・ですか・・・?」顔を上げると少し酔っている松平が心配そうに見ていた。

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81:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 11:32:34.09 ID:ECwp5XSe0
松平のそれを確認すると携帯を閉じて、「フフッ」と笑い声を漏らす。
自分の行動に情けなくて、恥ずかしくて笑ってしまったんだ。

竜也「福田さーん、ほら飲んでください」
竜也はそう言ってコップに水を汲んで来てくれた。
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82:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 11:33:46.08 ID:ECwp5XSe0
そうだ・・・今なら酔っ払ってるから愚痴を零した、で済むんじゃないか・・・?
先程と同じ考えが頭に浮かぶ。
だが・・・竜也は知らないんだろうか?
サトミに子供が出来た事を・・・?
まあ、知らないんだろう。
以下略



83:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 11:35:04.31 ID:ECwp5XSe0
竜也「はい?」
ドクッ・・・言うのか・・・俺は・・・?
ドクッ・・・サトミに子供が出来た事を・・・
ドクッ・・・だが、逃げている俺には子供を持つ自信が無い事を・・・そして・・・
ドクッ・・・お前の血が繋がった・・・甥、若しくは姪を・・・殺そうとしている事を・・・!
以下略



84:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 11:36:44.90 ID:ECwp5XSe0
竜也は慌てて俺をトイレに引き連れて便器に顔を突っ込ませた。
俺はさっき飲んだ水に含まれたアルコールを吐き出す。

言えない・・・吐き出しながら俺は思う。
優しい義弟を・・・傷付ける訳には行かない・・・
以下略



85:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 11:37:50.70 ID:ECwp5XSe0
竜也「大丈夫っすかー??福田さーん!」

竜也に揺り起こされ俺は少し目を開ける。気が付くと繁華街の自販機の横に座り込んでいた。
竜也がペチペチと俺の頬を叩く。止めろ、俺は寝たい。
手で竜也のそれを払いのける。
以下略



86:福田 ◆RzEettbBGE
2012/06/20(水) 11:38:46.80 ID:ECwp5XSe0
そうだ・・・酔っている癖に覚醒した頭で考える。
俺は泥酔してるから・・・今日も帰らなくても良い・・・このまま竜也の家に泊めて貰おう。
そしたら明日は病院に行かなくても良い・・・逃げる事が出来るんだ。・・・
まあ、それは一時凌ぎも良い所なんだが俺はまともに考える事が出来なかったんだよ。

以下略



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