過去ログ - 【浮かれた】幼なじみのお部屋で寝落ち・・・13回目【大学生】
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363:さや ◆0j8YIq7DEniB[sage]
2015/06/15(月) 00:41:10.09 ID:XRWaCHFco


会話も少なめに、テレビを眺めながら穏やかな時間を過ごしていた。
時折手を握ったり、くすぐったりしてじゃれ合い、2人でくすくす笑う。
まるで初々しいこんな触れ合いがいつまでも楽しい。

側にいる彼だってきっと同じ。
体温を通して伝わってくる、なんて幻覚にも似た共感を、私は妄信している。
肌で感じるこの想いは、間違ってなんかいない。



ふとスマホに目をやると、メールの受信を知らせていた。
仕事の連絡だったので、一言謝って確認させてもらう。
内容は、件の資料を受領したという旨と、お褒めの言葉まで書き添えられていた。

「仕事?」
「うん。資料、ばっちりだって」

簡単に返信して、すぐにスマホを手放した。
代わりに彼の手を握る。

「そっかー。えらいえらい」
「へへ…」

まるで子供を褒めるように、いい子いい子と撫でてくれる。
こんな時には、私はあざとく幼稚に笑ってみせるのだ。
彼の他には誰にも見せない。…恥ずかしいし。


一連のおままごとを楽しんで、今度は真面目にお礼を言う。

「…ありがとう」

こうして頑張れるのも、貴方がいてくれるからなんだよ。
いつも通り、そんな気持ちを込めて伝えた言葉。
これまで何度もこうして伝えてきた。
言葉にして伝えることはきっと大切だ。


そうして、私は最後の一滴を注いだ。




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