過去ログ - 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】
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991:霧崎舞衣 ◆8R7odKA9zA[sage saga]
2015/03/27(金) 00:38:44.38 ID:be8cCkJwo
>>990

【彼女はこの道を選んだことを少しばかり後悔した。外回りの仕事を終えて】
【車を停めた駐車場へ向かうために何の気なしに路地を進んだのは失敗だったか】
【彼女にとってはこの路地も『庭』みたいなものだが、イレギュラは可能な限り避けたい】
【道を進む程に血の匂いは濃くなっていく。…しかし、自分は慣れている。故に、進んでしまった】

…………。

【彼女はこの異常な事態に遭遇するが声を上げはしない。切れ長の刃のような目を細めて、淡い色の】
【口紅を塗った唇を硬く結ぶ。長い黒髪を後ろで1つに結んだ。スーツ姿の女性であった。平均よりも背は】
【高く、髪色、瞳の色、色白な肌に細い体格でどこの生まれかはひと目で分かる。シルバーフレームのメガネは】
【鋭い眼光を更に冷たくするような厳しさを感じる。単なる警戒心の薄いビジネスウーマンでは無いと言っている】
【まあ、腰に朱塗りの鞘の刀をつっている時点でどういった人間かある程度わかるだろうし。彼女の上着の】
【襟についた四つ割菱の金バッチがヤクザの幹部を示すものだと分かれば一目瞭然なのである】


貴女は何者なのかしら?

【静かな声で彼女は問うた。あからさまに構える様子はないが、声色は厳しい。かつ、左手は鞘を握り】
【鍔に親指をかけてある。銃で言えば、セーフティを外しているようなものだった】


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