過去ログ - 【正義は曖昧なの】能力者スレ【未来さえも見えないもの】
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14:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]
2016/06/26(日) 22:01:28.29 ID:Iu7HFntpo
>>11
【表路地を少し離れた、人通りの少ない通り】
【通りを吹き抜けるそよそよとした風に、身に纏う黒いドレスを靡かせながら歩く一人の少女】
【そしてもう一匹、人型で黒い装甲に覆われた蟷螂も少女とともに歩いていた】

「表通りの方は賑やかね、あんな喧騒は嫌いだけど。」

【微かに聞こえる、表通りの喧騒】
【まだまだ夜深く、というには遅い時間帯、酒を飲み、飯を食う人間も多く居た】
【とそこに、まだ酔いが回る時でもないのに、よたよたと危なげに歩く少女が一人】

「あっ」

【突如少女の悲鳴が響く、その両手には大量の荷物があり】
【そんなんだからバランスも崩すはずだ、少女の両手からはぬいぐるみやら花束やらが転げ落ち】
【ぶちまけられたそれらは少女の周りを囲むように、そして一体のくまのぬいぐるみが此方へ転がって】

「…、拾ってあげて。」

【あの少女からは届かぬ位置に転げたぬいぐるみを拾うよう蟷螂に命令する】
【蟷螂は主人の命令に忠実に、そばに転げたぬいぐるみを、その鎌で斬らぬよう丁寧に持ち上げて】
【少女とともに、向こうで横着している少女の元へ向かう】

「ほら、落ちてたわよ…?」

【少女からは直接渡すこともなく、蟷螂が少女へと其れをわたす】
【此処で疑問が一つ、彼女、どこかで見覚えのあるような、ほら、ポスターとか…】
【なんて思考している少女も組織に属していた。――彼女の組織とは真逆であろう、機関に】

>>13
//ありがとうございます、よろしくお願いします


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