過去ログ - 【正義は曖昧なの】能力者スレ【未来さえも見えないもの】
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16:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]
2016/06/26(日) 22:28:14.72 ID:Iu7HFntpo
>>15

【ぬいぐるみを渡してやると、花でも咲いたかのような満開の笑顔を見せる】
【少女も横着できて良かったのであろう…か?】

「どういたしまして。」

【蟷螂を後ろに下げる】
【やはり自分の眷属といえども、異型なのであるから偏見の目で見られることもあろう】
【まあそれは大抵杞憂に過ぎない話なのだが】

「友達、というよりは眷属、ってところね。」

【少女が召喚し、使役している存在、それが此の蟷螂】
【人並みの知能を持ち、それなりに戦え、主人たる少女を守るにはうってつけで】

「それだけの人形やら花束、もらってどうするのよ。」

【多分コケた言い訳でもしているのであろう、相手は破顔していて】
【少女にとっては気になっていたのだ、彼女が大量の人形やらをどうするのかを】

【此方も同じく、なんとなくうろ覚えでは有ったが、UTの面子とは断定できなかった】
【機関員としての証、“ナンバー”は右袖に、逆五芒星はドレスの裾に確かに刺繍されていて】
【疑問を感じつつ、今は彼女を普通の少女として扱うことにした】

「一人で持つには多すぎるでしょ、持ってあげるわ、ほら。」

【再び蟷螂に荷物を持たせる、ぬいぐるみやら花束やら】
【荷物持ちとしても都合いいらしく、まるで小間使いのようだ】
【少女もぬいぐるみを両の手に一つづつもち、取り敢えずは彼女が楽をできるか】
【多くの人形やら花束で囲まれた少女はとても嬉しそうで、気分としては浮ついていそうで――】

「ところで、行くところでもあるの?」

【少し前方に歩いてから、右向きに彼女へと振り返る】
【行くところでも、目的でもあるのだろうか。荷物を運べと言われたら運ぶけども】
【裾の逆五芒星、右袖のナンバーは見えてしまっただろうか、一般人に見られたところでどうということはない、筈だが】
【此方も油断しきっていた、彼女がUTのメンバーと知らずに】


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