過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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名無しのパー速民
[saga]
2018/08/09(木) 15:28:34.37 ID:xLeI5wdYO
>>7
【イーレイの戦慄、鋭利過ぎる刃物は時に使用者を傷付けてしまう、正しくその作用であった。聡明な頭脳が恐怖を理解する】
【優れた感性と知性が狂気を導く仕組みであった。そうあってしまう事を誰も責められない、不運であったのはその知能が所以】
【物事を正しく認識する事もまた、歪んだ認知を強める手助けになってしまう事を理解出来るだろうか】
謙遜する事は無いよ、キミは十分に我々の世界では有名人だから、──── 医療とはニンゲンの生み出した叡智の結晶だしね。
それは "病" を否定し、 "死" を忘却させ、 "不安" を取り除く。──── 況や彼女達にとっては目の敵だろうし
けれどもその原理とは、思うに合理で無ければならない。医は仁術であれど、その原理は何処までも冷酷であるから
不条理の病を克服する手段としての、条理の医療。そしてそれを特別な装備を用いず "鍼" で行ってしまう。
僕達が興味を持つ理由は分かるでしょう? その技術、手腕、──── その全てはヒトの理にしては苛烈過ぎるから
【カミスシティの件については静謐を保った。沈黙もまた肯定に繋がる、或いは──── そうすべきだと暗に伝える様に】
【そしてイーレイの疑問に答える様に続きを重ねた。そう帰結るかの如く話を運んでいく】
【捉えようのない不定形の面持ち、それはまるで、感情の動きに似ていた】
僕は特別に何かをしてもらおうとは思っていないよ、あるとすれば、キミ自身が必要に追われて何かをなすんだから
若しくは、僕はそれを望んでいるのかもしれない。キミの聡明さと、行動力とを評価してあるべき働きをこなす様に
キミの技術を求めるニンゲンは存外に多くて、そこには右も左も虚も実も関係無く、丸裸の状態で訪れるだろう
そこにキミの忖度が生まれる。それを幸運と迷妄するには些かキミは汚れ仕事に手慣れすぎているから
だから僕はこうして、ある種の確信を持ってキミと相対する運びになった。運命の悪戯だなんて呼んでしまいたいくらいに
求める事はそれぐらいかな、死を駆逐してほしいだなんて大それた事は願えない。
──── ただ僕は告げに来た。そう思ってくれれば
【頬に伸びた手がしとりと沈む、肌に寄り添うようにぴたりと。水面へと下ろした指先が吸い付くように肌をなぞり】
【可憐な頬のラインを滑り落ちて、華奢な首筋を硝子細工でも扱う様に辿ってみようとする】
【やがてそれは愛らしい耳の裏にまで伸ばされて────】
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