不思議体験
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 20:14:40.63
元中の友人と朝から夜まで出かけてた俺は、その日はかなり疲れていた。歩き過ぎてまさに足が棒状態。明日は確実に筋肉痛だろうなと思いながら家に帰宅した。色々な事が重なって、久しぶりに母親とケンカした。自分で言うのも変だけど、俺はめったにキレない。でも、その日はキレた。本当に些細なことで…。その時は『疲れてたから、ちょっとしたことでイライラしたんだな』と思った。でも今考えると、この時から何かがおかしかったんだと思う。しばらくして、自分の非を認めて母親に謝った俺は満足して眠りについた。



2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 20:15:57.08
ふと夢から現実へ意識が戻った。
何か違和感を感じる。すぐに俺はその違和感の正体を理解した。右腕が動かない。どんなに力をいれてもびくともしない。仰向けの状態にも関わらず、右腕を上に伸ばし肘を直角に曲げているというのが目を閉じた状態でも感覚で理解できる。ちょうどボクシングのガードの状態。生まれて初めての金縛りかと思ったが、右腕以外は動くので違うようだ。でも、右腕が動かない理由が分からない。『幽霊が抑えているのか?』という考えが俺の頭をよぎった。


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 20:16:32.67
そうなると恐怖で目が開けられない。しばらく恐怖と格闘した後、勇気を出して目を開けてみた。
『腕がない…』
あるはずの場所に腕がなかった。感覚的には腕が曲がった状態で上がってたはず、しかし存在しない。すぐに脇腹の右側付近に視線を移すが右腕が視界に入らない。身体中から嫌な汗が噴き出て、鼓動が速くなっているのが分かる。再び右腕に力を入れてみたが感覚がまったくない。俺は左手を使い右腕を探した。


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 20:17:34.74
右腕の付け根である右肩に手を伸ばし、混乱しながらなんとなく上に持ち上げてみた。その瞬間、視界の右端で何かが上から下へと移動した。ベッドを通じてその何かが弾む振動が俺に伝わってくる。2、3回ベッドで弾んだ『それ』は肉の塊に思えた。しかし、よく見ると俺の右腕であった。力を込めるが反応はない、完全に感覚が麻痺しているようだ。麻痺している時間があまりにも長く感じる『このまま感覚が戻らなかったら?』『腕を切断するのでは?』嫌な考えばかりが頭を埋め尽くす。


5:名無しNIPPER
2011/09/02(金) 20:27:14.96
関東甲信越の俺共の次回作にご期待下さい


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 21:05:38.51
馬鹿げてると思うかもしれないが、この時は本気で俺は明日死ぬことを信じ切っていた。何か根拠がある訳ではないが、そのことを疑わなかった。驚くほど冷静に。そして俺は眠りについた。次の日の朝を迎えた。結局、俺はバーベキューに行くことにした。夜中のことは覚えていたものの、とても楽しみにしていたので気にしないことにした。支度をしながら、母親に夜中に腕が麻痺したことを話してみた。ただ『死ぬ』と思ったことは話さなかった、心配性の母に根拠のないもので心配させたくなかったからだ。


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 21:06:52.55
すると、母が言った『実は昨日と今日とで皿が2枚も割れた。』と。皿なんて滅多に割れることはない。支度しながら聞いていたのだが『怖い』と思った。自分に『偶然だ』と言い聞かせ俺は家を出た。


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/09/02(金) 21:08:07.68
長井産業


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 21:11:05.02
すいません順番間違えました(T_T)
>>6の前にこれ読んで


麻痺が回復する時間は10分にも満たなかったかもしれないが、随分と時間が経ったように俺は感じた。力を込めるとそれに応じて腕や指が動く。何度も確かめた後に俺は安堵した。眠りにつこうとするとふいに頭に言葉が浮かぶ。『俺…明日、死ぬかも…』今日は数年ぶりに母とケンカした。滅多に涙しない俺が、母に謝っている時、自分の不甲斐なさに涙を流した。そして、腕の麻痺。普段起こらないことが一編に起こった今日。明日は高校の友人と企画し、とても楽しみにしていたバーベキュー。川辺で行うので川で遊ぶのを楽しみしていた。


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