不思議体験
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 20:17:34.74
右腕の付け根である右肩に手を伸ばし、混乱しながらなんとなく上に持ち上げてみた。その瞬間、視界の右端で何かが上から下へと移動した。ベッドを通じてその何かが弾む振動が俺に伝わってくる。2、3回ベッドで弾んだ『それ』は肉の塊に思えた。しかし、よく見ると俺の右腕であった。力を込めるが反応はない、完全に感覚が麻痺しているようだ。麻痺している時間があまりにも長く感じる『このまま感覚が戻らなかったら?』『腕を切断するのでは?』嫌な考えばかりが頭を埋め尽くす。


5:名無しA雑民
2011/09/02(金) 20:27:14.96
関東甲信越の俺共の次回作にご期待下さい


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 21:05:38.51
馬鹿げてると思うかもしれないが、この時は本気で俺は明日死ぬことを信じ切っていた。何か根拠がある訳ではないが、そのことを疑わなかった。驚くほど冷静に。そして俺は眠りについた。次の日の朝を迎えた。結局、俺はバーベキューに行くことにした。夜中のことは覚えていたものの、とても楽しみにしていたので気にしないことにした。支度をしながら、母親に夜中に腕が麻痺したことを話してみた。ただ『死ぬ』と思ったことは話さなかった、心配性の母に根拠のないもので心配させたくなかったからだ。


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 21:06:52.55
すると、母が言った『実は昨日と今日とで皿が2枚も割れた。』と。皿なんて滅多に割れることはない。支度しながら聞いていたのだが『怖い』と思った。自分に『偶然だ』と言い聞かせ俺は家を出た。


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/09/02(金) 21:08:07.68
長井産業


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 21:11:05.02
すいません順番間違えました(T_T)
>>6の前にこれ読んで


麻痺が回復する時間は10分にも満たなかったかもしれないが、随分と時間が経ったように俺は感じた。力を込めるとそれに応じて腕や指が動く。何度も確かめた後に俺は安堵した。眠りにつこうとするとふいに頭に言葉が浮かぶ。『俺…明日、死ぬかも…』今日は数年ぶりに母とケンカした。滅多に涙しない俺が、母に謝っている時、自分の不甲斐なさに涙を流した。そして、腕の麻痺。普段起こらないことが一編に起こった今日。明日は高校の友人と企画し、とても楽しみにしていたバーベキュー。川辺で行うので川で遊ぶのを楽しみしていた。


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 21:30:19.16
>>7の次です。これからは順番通り行きます。

俺は高校の友人達と存分にバーベキューを楽しんだ。そして、バーベキューを終えた後は川遊び。普段の俺なら川遊びも全力で臨んでいただろうが、昨夜のことが気にかかり、浅瀬で遊ぶようにしていた。楽しい時間はあっといい間に過ぎていき、何事もなく無事に家に帰宅した。俺は遊び疲れていたこともあり、その日はすぐに眠りについた。この時の俺は昨夜のこともすっかり忘れていた。そして次の日。


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 22:12:16.56
家族で夕飯を食べていた時、俺は不意に『腕が麻痺したあの夜のこと』を思いだした。そして、なんとなくその事を話題に出してみた。『あの日、実は死ぬと思った』『母さんが心配性だから言わなかったんだよ』と。俺は笑いを交え話した。すると、母は真剣な面持ちで口を開いた。
『あんたには言ったけど、お母さん2枚もお皿を割ったのよね。あなたが腕を麻痺した夜と次の朝の時と…』
『うん、聞いた』
『お母さん、滅多にお皿を割らないのに…しかも、2枚とも落としてないのに割れたのよね…』
『…え?』


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 22:14:00.47
俺は初めて詳しい内容を聞いたと思ったが、母曰わく俺がバーベキューに行く朝に話していたらしい。皿は2枚とも触れただけで割れたのだと。破片もなく、真ん中から綺麗に2つに割れていると。
それだけでも、俺は驚いたのだが母は『まだ、あんたに話してないことがある』と話し続けた。
俺が腕を麻痺した夜の日、母は昼間からずっと肩が痛かったのだと言う。詳しく言えば、肩と言うよりも、腕の付け根と言った方が正しいらしい。もちろん、そんな事は今まで経験したことがないと言う。痛みは夜まで続いたがどうにか眠りにつくことは出来た。


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越)
2011/09/02(金) 22:19:45.89
しかし、夜中にあまりの肩の痛みに目が覚めたと言う。そして、しばらくすると痛みは嘘のように消えたらしい。驚くことにその時間が母の話しを聞く限りでは、俺の腕が麻痺していた時間と同じ時刻のようなのだ。そして、触れただけで割れたという皿が2枚。俺と母が同じ様な体験をしたこと…。俺にはとても偶然とは思えない。俺と母のことを皿が犠牲になって、助けてくれたのではないかと…そんな気がする。


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