神父服「………」

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528 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:18:36.79 ID:n8TwO0ko
 それから黒服はネジマキとお喋りを始めました。
コジツキは部屋の入口の側で立ったままその話を聞いておりましたが、いかんせん内容が難しくて、
コジツキは二人の話を聞きながら、立ったまま眠ってしまいました。









―――――しかし、すぐに起こされてしまいました。
529 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:21:34.56 ID:n8TwO0ko
 ばぁん、と大きな、爆発音のようなものがコジツキを襲い、居眠りしていた彼を起こしました。

コジツキ「え、なに、なんなの」

寝ぼけ眼で部屋を見回します。
もうもうと煙が部屋中にたち込めています。
火薬の匂いも、部屋中にたちこめていました。

窓から風が吹いて、視界が開けてきました。
…すると、そこにあったのは、



       赤でした。
530 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:22:51.48 ID:n8TwO0ko
 さきほどまで瞳をらんらんと輝かせていた黒服の男性の頭が、
スイカを高いところから落としたみたいになっていました。

灰色と赤が混ざって、茶色の床を汚しています。
531 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:23:49.95 ID:n8TwO0ko
ネジマキ「あー…やっぱり煙が…ゴホッ、ひどいな……ゲホッ」

ガシャンッ
カラクリ「そうですねぇ、音も大きいですし…威力に対して、少し派手かもしれませんねぇ」

ネジマキ「だな。 今度改良してみるか。 ――――どうした、コジツキ」





コジツキ「……なにがおこったんですか?」
532 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:24:10.09 ID:n8TwO0ko
カラクリ「なにって、……害虫駆除、です、けど…」

ネジマキ「……。 大きなネズミがいてな、ついこの男もやってしまった」

コジツキ「………」

コジツキは「そんなバカな」と思いましたが、黙っていました。
533 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:26:07.56 ID:n8TwO0ko
何故なら、久々に目の前に、人間の死体が、
……いいえ、肉が転がっているものですから。

ネジマキ「…とりあえず、これ、たべてもいいですか」

ネジマキ「どうぞ」

カラクリ「助かります、掃除が大変ですから」
534 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:27:32.21 ID:n8TwO0ko
コジツキ「わーい、久々の人肉だー。 いただきます」

ばりぼりばりぼりばりぼり、ぼきん。


黒服の男は頭から爪先まで。
綺麗にコジツキにたべられてしまいました。
535 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:28:00.44 ID:n8TwO0ko








コジツキ「おなかいっぱい」

ネジマキ「それはよかった。 ところで、コジツキ」

コジツキ「なんですか?」

ネジマキ「……お前さえよかったら、ここで暮らさないか?」

コジツキ「えっ」

カラクリ「えっ?!」
536 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:29:16.21 ID:n8TwO0ko
ネジマキ「ここの周囲は森だ。旅人が迷い込んで死んでいることもあるから、食事には困らないと思うんだが、
………どうかな?」

コジツキ「…うーん」

コジツキは悩みました。
人形を作るお手伝いは楽しいし、メイドさんはおもしろいし、ネジマキさんは良い人ですし。
なにより、人食いである為に疎まれる彼は、人間らしい今の暮らしが結構気に入っていました。




ですが、
537 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:29:33.76 ID:n8TwO0ko
コジツキ「ごめんなさい。ちょっと用事があるので無理です」

ネジマキ「……。 …………そうか」

カラクリ「それは残念です!」

コジツキ「ぜんぜんざんねんそうにみえない」
538 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:45:07.60 ID:n8TwO0ko
コジツキ「お世話になりました。 にんげんも食べてお腹いっぱいになったので、また旅に戻ります」

ネジマキ「…仕方ないな。 暇なときにでも、また寄ってくれ。その時、私はいないかもしれないがな」

コジツキ「はい、それではー」

ネジマキ「さよなら」
コジツキ「さよなら」


コジツキは、小屋を出て、小道を振り返りもせずにどんどん進んでいき、やがて見えなくなってしまいました。
539 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:45:46.08 ID:n8TwO0ko










カラクリ「…いやー、あんなこと言い出すからびっくりしちゃいましたー」

540 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:47:32.67 ID:n8TwO0ko
ネジマキ「ん? ……ああ、『ここで暮らさないか?』のことか」

カラクリ「そうですよそれですよまったく! も、もしかしてマスター、あの男に…」


ネジマキ「んなわけないだろうがお前捻り潰すぞ。
……そろそろ骨を埋める場所がなくなってきただろ? あいつなら骨も食べてしまうからな。どんな顎してんだか…」
541 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:48:16.27 ID:n8TwO0ko
カラクリ「あの人にとっては害虫は食べ物ですもんね。お陰で作っておいた干し肉とか缶詰減りましたよ」

ネジマキ「ああ、けどなー…はぁ。今後はどうするかなぁ。ヒトクイ種向けのビジネスでも考えるか」

カラクリ「おお! ヒトクイ種お腹いっぱいで、人形を人殺しの道具にする人間もいなくなって、一石二鳥ですね?!」

ネジマキ「けどアテがないんだよな……はぁ。 何か別の方法考えるか…」
542 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:48:35.51 ID:n8TwO0ko
カラクリ「早く、人が死なない、平和な世界が来るといいですね、マスター!」

ネジマキ「まったくだ。 ……まぁ、私はその頃死んでいるだろうがな」

カラクリ「マスターも機械化するといいと思います!」

ネジマキ「流石に自分で自分を改造は出来無いだろう」
543 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:48:53.04 ID:n8TwO0ko









ネジマキ「人はやがて死ぬ、でも、死なない人もいる



     ……………………世界が不死人ばかりになれば、きっと平和だ。



     ………もう、悲しい思いをすることは、なくなる。」
544 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:49:18.85 ID:n8TwO0ko
 ヒトクイが旅を続けている今日も、人形師は『世界平和』のために人形をつくっています。



おしまい
545 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage]:2010/02/18(木) 20:49:44.92 ID:zz2YBFI0
546 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 20:53:32.64 ID:n8TwO0ko
いたのか
いつもお世話になっております
547 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage]:2010/02/18(木) 20:56:25.83 ID:zz2YBFI0
昼に予告されてたからな
俺は特に何もした覚えは無いのだが…
548 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 21:01:32.54 ID:n8TwO0ko
 いえいえ
いつも「乙」のお言葉ありがとうございます

549 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage_saga]:2010/02/18(木) 21:05:17.92 ID:n8TwO0ko
 次回は【お嬢様と護衛の話】をお送りする予定です

それではさよならノシ
550 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage]:2010/02/18(木) 21:07:29.65 ID:zz2YBFI0
それはほら、いつも読ませてもらってる礼として言っているわけでだな
礼に礼を返すと無限ループってry状態になってしまうし…
551 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/02/18(木) 21:37:34.86 ID:P9fNgkDO
確かに
だがこちらとしては「読んでくれてありがとう!」
な訳なんだがwwww


まぁ今年もこんなスレだがよろしくお願いします
552 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage]:2010/02/18(木) 21:42:54.68 ID:zz2YBFI0
こちらこそよろしくお願いします
553 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/02/18(木) 23:19:02.14 ID:uJ8qrgAO
こっそり乙
554 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/02/19(金) 01:14:31.32 ID:afOmIYDO
>>553
こっそりさんくす







最近立ってた変なスレ消えたのか?
投下してる時は先頭にあったのになくなってる
555 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 19:43:16.39 ID:0Q9l2oDO
 いつのまにか500越えてたな
よくもまぁこんな書いたものだ
ネットがまた繋がんないけど私負けない!
書くわよ!
556 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 20:06:32.55 ID:0Q9l2oDO
【お嬢様と護衛の話】


お嬢様「モリヒト、モリヒト」

モリヒト「はい、どうしましたお嬢様」

お嬢様「お茶が冷めてしまったわ。入れ直してちょうだい」

モリヒト「はい、わかりました。アールグレイですね」

お嬢様「いいえ。 梅こぶ茶にしてちょうだい。
いいことがあったから、いちばん好きなお茶が飲みたいわ」

モリヒト「相変わらず渋いですね」
557 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 20:09:19.70 ID:0Q9l2oDO
モリヒト「――はい。梅こぶ茶と、わらびもちです」

お嬢様「あら、気が利くのね。ありがとう」

モリヒト「いえいえ。 ところで、いいことがあったと仰いましたが…」

お嬢様「ふふ、……聞きたい?」

モリヒト「はい」
558 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 20:14:12.33 ID:0Q9l2oDO
お嬢様「お前は素直ね
いいわ、教えてあげる」

モリヒト「ありがとうございます」

お嬢様「……今日はね、私の記念日なの」

モリヒト「…記念日……お誕生日、はまだですよね」

お嬢様「ええ」
559 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 20:17:54.85 ID:0Q9l2oDO
モリヒト「じゃあ、サラダ記念日」

お嬢様「何なの?それ」

モリヒト「……すいません、気にしないでください…」

お嬢様「あら、そう」

モリヒト「勿体振らずに教えてください。今日は何の日なんですか?」

お嬢様「仕方ないわね。………今日はね、約束の日なの」



モリヒト「……やくそく、の…ひ?」
560 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 20:45:04.44 ID:0Q9l2oDO
お嬢様「そう。約束した日よ」

モリヒト「へぇ……。 …一体、誰と何を?」

お嬢様「…ふふっ」

モリヒト「?」

コンコン

モリヒト「あ、はいはい。今出ます」
561 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/02/25(木) 20:56:09.16 ID:0Q9l2oDO
 すまんちょっと外出しなきゃならんくなった
超短いが本日はここまで



ごめんね(´・ω・`)ノシ
562 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:30:33.04 ID:CGn7MwDO
おや?>>1のようすが…


ざんねん! >>1は ニートに たいか した!


眠れないので投下する
563 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:32:40.40 ID:CGn7MwDO
現在【お嬢様と護衛の話】投下中



ガチャ

??「こんにちは」

モリヒト「こ、こんにちは。……あの、どなたですか?」

??「ただのしがない旅人です」
564 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:34:57.40 ID:CGn7MwDO
モリヒト「はぁ、……タビビトさんですか」

??「いや、名前ではありませんよ? あの、突然で申し訳ないのですが、今晩こちらに泊めてくれませんか?」

モリヒト「本当に突然ですね」
565 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:36:54.84 ID:CGn7MwDO
??「いやいや申し訳ない。…しかし、この辺りは野生の狼が出ると聞いて、恐ろしくて野宿なんてできないのです」

モリヒト「うーん…。あいにく、私はこの家の主ではありませんので、許可致しかねます。
お嬢様に聞いてみませんと…」

お嬢様「――構わないわ」
566 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:37:59.44 ID:CGn7MwDO

モリヒト「まぁお嬢様は人嫌いですから言うだけ無駄だと思いますけれど、ほら、この通り………あれ?」

お嬢様「私は大丈夫よ。家に入れても」

モリヒト「お、お嬢様?」

??「いやぁ助かります。ありがとうございますー」
567 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:38:40.00 ID:CGn7MwDO
お嬢様「いいえ、どういたしまして。……ところで、あなたのお名前は?」

コジツキ「あ!申し遅れました。自分、"コジツキ"と言います」

お嬢様「…そう、よろしくね、コジツキ」

コジツキ「はい、たった一晩だけですが、よろしくお願いします」
568 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:39:23.65 ID:CGn7MwDO
モリヒト「……」
(めずらしいな…お嬢様が他人を、それも男性を家に入れようと思うなんて…。




……今夜は雨かもしれないなぁ)
569 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:44:20.20 ID:CGn7MwDO
お嬢様「コジツキには、二階の客間を使ってもらいましょう。
モリヒト、お部屋は綺麗?」

モリヒト「え、あ、はい。いつでもだれでもすぐに寝れるようにしています」

お嬢様「そう」

コジツキ「ベッド、というか部屋で寝るの久しぶり」

モリヒト「……」
570 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:49:24.24 ID:CGn7MwDO
お嬢様「今、お茶をしているところだったの。よかったら、貴方もどうぞ」

コジツキ「ありがとうございます」

お嬢様「モリヒト。コジツキにお茶をお願い。……お菓子は…」

コジツキ「あ」

お嬢様「……そうそう、ミートパイがあったわね。それを切って差し上げて」

コジツキ「わぁ、ありがとうございます」

モリヒト「?」
(なんでわざわざミートパイ…? 確かにあるけど、お嬢様と同じものでもよくないか…?)
571 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:52:36.15 ID:CGn7MwDO
モリヒト「―――わかりました。それでは、ミートパイを取りにいってきます」

お嬢様「よろしく」

コジツキ「すみませんー」

ガチャ

バタン



お嬢様「…………」

コジツキ「………」

お嬢様「覚えていてくれたのね、嬉しいわ」

コジツキ「僕もです。まさか、待ってくれているとは思いませんでした」
572 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/03(水) 23:55:46.25 ID:CGn7MwDO
お嬢様「あら、私はそんな薄情じゃないわ。それに、提案したのは私よ」

コジツキ「そうでした、そうでした。あの日も、今日みたいに天気のいい日でしたっけ」

お嬢様「そうそう。空が青すぎて、気味悪いくらいだったわ」
573 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:02:46.92 ID:6vEQqwDO
コジツキ「……まだ、想いは変わりませんか?」

お嬢様「ええ、もちろん」

コジツキ「そうですか」

お嬢様「だって、私、幼い頃から憧れていたんだもの。
小指と小指を赤い紐で結ぶよりも、互いの胸を貫くよりも、ずっといい。
首に歯を立てられることなんて、我慢できるわ」

コジツキ「実際はもっと痛いですよ、多分」

お嬢様「いいの。我慢するのは、慣れているもの」
574 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:07:10.21 ID:6vEQqwDO
コジツキ「僕は若くて活きのいい人が食べられるので、万々歳ですけど」

お嬢様「ふふふ。……私は活きのいい人間とは言えないけど、彼は言えるわね」

コジツキ「確かに。男の人の肉は割りと固くて体力いるけど、スタミナつきそうで、好きです」

お嬢様「そうなの?」

コジツキ「はい。………でも、本当にいいんですか?




貴方と、護衛さんを、食べてしまっても。」
575 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:09:36.21 ID:6vEQqwDO
お嬢様「いいの。だって、約束したでしょう?」

コジツキ「けど、彼はいませんでしたよ」

お嬢様「いいの。……モリヒトと一緒になるには、それしかないし、これ以外は考えられない」

コジツキ「もっといろんな方法があると思うけどなぁ」
576 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:13:41.47 ID:6vEQqwDO
お嬢様「駆け落ちとか、心中とか、ありきたりなのはつまらないわ。奇抜で、狂っていた方が、私たちにはお似合いよ。そういうものなの」

コジツキ「そういうものですか」

お嬢様「そうよ」

コジツキ「ふーん…。愛って、難しいですね」

お嬢様「私は単純だと思うけど」

コジツキ「人それぞれってやつですかね?」

お嬢様「きっとそうね」
577 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:18:17.51 ID:6vEQqwDO
コジツキ「いやぁ、約束っていいものですね」

お嬢様「ええ、まったくもってその通りだわ」



コンコン

ガチャ

モリヒト「ミートパイとお茶をお持ちしました、……どうかしました?」
578 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:21:08.73 ID:6vEQqwDO
お嬢様「いいえ、なにも?」

コジツキ「そうそう。 わぁ、ミートパイ美味しそう」

モリヒト「……?」

お嬢様「疲れたでしょう?モリヒトもどうぞ。私が注いであげるわ」

モリヒト「あ、そんな、………すみません」

579 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:23:52.40 ID:6vEQqwDO
お嬢様「いいの、これくらいはさせてちょうだい。」

モリヒト「ですが、」

お嬢様「モリヒトは私の護衛である前に、
……私の、たった一人の血の繋がった肉親なんだから。


たまには、………妹らしく、お兄様にお茶を入れてもいいでしょう?」
580 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:28:41.94 ID:6vEQqwDO
モリヒト「……」

コジツキ「……」 もぐもぐもぐもぐ

お嬢様「はい、お兄様。温かい内にどうぞ」

モリヒト「……どうしたんです、今日は」

お嬢様「え?」
581 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:31:29.74 ID:6vEQqwDO
モリヒト「いや、お嬢様らしくないな、と思って。
どんなときでも当主らしく振る舞うのに」

お嬢様「……いいじゃないですか。



今日は、記念日なんですから」

モリヒト「……そうですか」

お嬢様「そうよ。ほら、早く飲んでくださいな、お兄様」

582 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:34:03.11 ID:6vEQqwDO
モリヒト「はいはい…まったく、お茶は逃げないのに」

こくこくこく、こくり。


モリヒト「ふぅ。……ところで、コジツキさん」

コジツキ「むぐむぐ、……あ、ふぁい」

モリヒト「今夜は、何が食べたいですか?
よくわかりませんけど、記念日みたいですし、腕を奮いますよ」

コジツキ「うーん、そうですねぇ………



やっぱり、お肉ですかね?」
583 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:36:23.96 ID:6vEQqwDO
あいしあうのが、いっしょになるのが、こんなんならば。

とけあって、ひとつになって、いきましょう。



おしまい
584 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage_saga]:2010/03/04(木) 00:36:42.89 ID:GQwy3iAo
585 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:41:14.09 ID:6vEQqwDO
おお、金目さんではないですかww
いつもありがとう
586 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage_saga]:2010/03/04(木) 00:46:40.16 ID:GQwy3iAo
いやいやこちらこそいつも読ませてくれてありがとう

ここも10月1日に見つけてからからもう5ヶ月になるのか
587 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:47:43.72 ID:6vEQqwDO
さてさて次回は
【カミサマと本の話】

【鬼と子供の話】

のどちらかをお送りします
588 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:49:17.27 ID:6vEQqwDO
>>586
マジですかそんなになるのか…
随分長いこと書いてたんだな自分wwww
589 :金目鯛 ◆KINMEGsDV2 [sage_saga]:2010/03/04(木) 00:53:10.80 ID:GQwy3iAo
投下始めたのは9月28日からだけどな

次回も期待してる
590 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:57:49.99 ID:6vEQqwDO
もったいないお言葉ありがとうございますww
次回もよろしくー


それでは(・∀・)ノシ
591 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/13(土) 14:07:42.96 ID:siagyADO
ぼーっとしていたらいつの間にか土曜日だったでござる


今日投下しようと思う
【かみさまと本の話】を投下予定です
592 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 22:42:57.01 ID:g7dN.ADO
ぼーっとするレベルが半端ないっすね
593 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/13(土) 23:08:17.14 ID:siagyADO
>>592
水曜日はここのコト覚えてたんだけどなww


今から投下するわ
594 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:14:19.43 ID:siagyADO
【カミサマと本の話】


幼女「ううーむ、困ったのう、困ったのう」チラッ

男「………」

幼女「どうしようかのう、困ったのう、助けてほしいのう」チラチラッ

男「………」(こっちみんな)
595 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:21:15.17 ID:siagyADO
幼女「〜〜〜ッええい!やってられっか! おいそこの若造!!」

男「………」(おまえの方が若造だろ…)

幼女「こう見えて齢五千年越えです」

男「!! なん…だと……?!」

幼女「ふっふっふ やっと目をあわせたな?」

男「あ」
596 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:26:00.59 ID:siagyADO
幼女「お主実はロリババァ萌えだな?」

男「まぁ好きだけど二次元にかg、……じゃなくて。
ええと、俺に何か用ですか?」

幼女「うむ 突然で済まぬが、お主みたいないかにも本の虫っぽいメガネ男子にやってほしい事があるのじゃ」

男「ねぇ頼み事しようとしてるんだよね?」
597 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:31:13.07 ID:siagyADO
幼女「本を探しておるのじゃ」

男「本、………絵本ですか?」

幼女「見た目で判断するでない! ……そうじゃな、ジャンル的には『歴史書』かのう」

男「歴史書………えっ 読めるの?」

幼女「だから見た目で判断するでないと言っておろうが!」
598 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:36:08.75 ID:siagyADO
幼女「おそらくこの街に落ちているはずなのじゃが、
あまり外に出ないのでどこに何があるのかわからんのだ。
本は本のある場所に集まるであろう?」

男「まぁ、そうだね。 本だし」
(………落ちている? 言い間違いかな)
599 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:43:04.88 ID:siagyADO
幼女「そこで、お前に本の集まる場所へ案内してもらおうと思ったのじゃ」

男「はぁ……」
(つまり本探しってことでいいのか?
自分のことロリババァって言ったりあまり外に出たことないとか…変な子だなぁ)

幼女「……本当に困っておるのじゃ、助けてくれ」

男「…う」
(――なんかマジっぼいな。………まぁ、暇だし)
600 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:51:06.54 ID:siagyADO
男「……いいよ、暇だし。俺でよければ」

幼女「そ、そうか! かたじけないのう!」

男「いえいえ、構わんよ」
幼女「よろしくたのむぞ!……えっと」

男「ああ、タカムラでいいよ」

幼女「そうか、うむ、よい名前じゃのう! ――我はヤマヤミじゃ


…………して、タカムラ。」

タカムラ「ん?」

ヤマヤミ「この、"うるとらみらくるまうんてんぱふぇ"とはなんじゃ?」

タカムラ「………」
(ちょうどお昼だし、
 まずは腹ごしらえでもするか)
601 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/13(土) 23:56:09.49 ID:siagyADO
ヤマヤミ「うう……ひどいめにあったわ…」

タカムラ「だから残しなさいって言ったじゃないか」

ヤマヤミ「だってケーキじゃぞ?!ケーキが刺さっておるのじゃぞ?!」

タカムラ「もうそれ百回聞いた」

ヤマヤミ「まだ十回しか言っておらぬが?」

タカムラ「………あ、ついたー」

ヤマヤミ「これ逃げるな」
602 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:06:01.62 ID:OyndbIDO
ヤマヤミ「おおー、すごいのう、大きいのう! ここは何じゃ?」

タカムラ「…本屋だよ」(本屋知らないのか…?)

ヤマヤミ「本屋か!聞いたことあるぞ! 人間が手で筆で書いた本を製本して売っておるのじゃろ?」

タカムラ「………うん、まぁ、間違ってはないかな」
(なんか解釈が某即売会みたいでイヤだ)
603 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:10:50.50 ID:OyndbIDO
タカムラ「えーと、歴史書は……三階か」

ヤマヤミ「すごいのうすごいのう! 色とりどりだのう!目移りしてしまうのう!!」

タカムラ(すごいはしゃぎっぷりだ)

ヤマヤミ「我が読まされる本もこうカラフルだといいのにのう…」

タカムラ(読まされる?………勉強?)
604 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:17:02.03 ID:OyndbIDO
チーン

タカムラ「着いたよ、三階…どしたの」

ヤマヤミ「………この匣はダメじゃ、気持ち悪い」

タカムラ「エレベーターで酔っちゃったのか…」

ヤマヤミ「案ずるな、すぐに、治る…うぅ………」フラフラ

タカムラ「酔いやすい人って大変だな」

ヤマヤミ「噂は聞いておったがまさかこれほどとは……もう二度と乗らぬ!」

タカムラ「えっ はじめて乗ったの?」
(どんだけ箱入りなんだよ)
605 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:21:45.25 ID:OyndbIDO
タカムラ「歴史書って言っても結構あるもんだなぁ………
て、もしかしてこれ全部調べるつもり?」

ヤマヤミ「………」

タカムラ「…ヤマヤミ?」

ヤマヤミ「………ぬ、」

タカムラ「どうした、吐きそう?」

ヤマヤミ「――タカムラ、次の場所へ行こう」

タカムラ「え?」
606 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:23:54.16 ID:OyndbIDO
ヤマヤミ「ここにはない」
タカムラ「…いやないもなにもまだ探してもないk」
ヤマヤミ「行くぞ」

タカムラ「はいっ」
(なんか妙な威圧感が)
607 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:30:49.42 ID:OyndbIDO
ヤマヤミ「本屋というものはここだけなのか?」

タカムラ「いや、小さいけどあと三軒あるよ。
……でもここにないなら小さい書店には置いてないかな」

ヤマヤミ「ふむ。 そうか…」

タカムラ「あと本がある場所は、図書館かな」

ヤマヤミ「としょかん?」
608 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/14(日) 00:38:29.56 ID:OyndbIDO
 さて本日はこの辺で!

次回は多分木曜日
またボーッとしたらごめんねww


(´・ω・`)おやすみさよなら
609 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/14(日) 00:39:22.44 ID:ZhCG0sDO
おやすみ
610 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/19(金) 23:08:45.13 ID:L0fZzADO
復活した!

明日書きに来るよ
611 : ◆I5XeDg9wrc [sage]:2010/03/20(土) 19:56:47.95 ID:U6kmEQDO
頭痛治った!でもなんか気持ちわりぃ!

くきわかめたべてげんきだす!!


投下致します
612 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 20:13:25.79 ID:U6kmEQDO
≫【カミサマと本の話】


タカムラ「てなわけでここが図書館ですが」

ヤマヤミ「おお……! 先程の建物より大きいのう」

タカムラ「国立だからね」

ヤマヤミ「こくりつ?」

タカムラ「国が運営してるんだよ、………多分」

ヤマヤミ「いい加減だのう」

タカムラ「悪かったな。 ―――とにかく、ここなら歴史書いっぱいあると思うよ」
613 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 20:21:39.96 ID:U6kmEQDO
ギイィ…バタン


ヤマヤミ「おお…おおおお! これはすごいのう!書物がたっっくs「しー!」
ヤマヤミ「?!」

タカムラ(騒いじゃ駄目だろ)

ヤマヤミ(な、なぜじゃ?)

タカムラ(―――なんでって…ここ図書館だし、うるさくしたら怒られるだろ)

ヤマヤミ(し、叱られるのはイヤじゃ)

タカムラ(なら声は抑えて)

ヤマヤミ(うむ、わかった)

タカムラ(さ、行こう)
614 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 20:36:54.67 ID:U6kmEQDO
タカムラ「………と言っても、俺図書館はあまり行かないから場所の把握とか出来てないなぁ」

ヤマヤミ「ぬ、そうなのか? 本の虫なのに?」

タカムラ「頼むから虫扱いしないでくれ。
―――図書館ってレンタルしか出来ないからなぁ。
俺、本はきちんと買う派なんだ」

ヤマヤミ「ほほう―――ここは貸し出ししかしておらぬのか、なるほど」

タカムラ「そ。だからもしここで見つかったら借りなきゃ読めないよ。
……そうだ。歴史書の場所聞くついでにカード作ろっか」
615 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 20:37:04.02 ID:U6kmEQDO
ヤマヤミ「それがあれば借りれるのか?」

タカムラ「うん。 さ、カウンターに行こう」

ヤマヤミ「うむ、カード作るぞ!」

タカムラ「しっ!」

ヤマヤミ「あぅ…」
616 :修正 [sage]:2010/03/20(土) 20:40:39.69 ID:U6kmEQDO
ヤマヤミ「それがあれば借りられるのか?」

タカムラ「うん。 さ、カウンターに行こう」

ヤマヤミ「うむ、カード作るぞ!」

タカムラ「しっ!」

ヤマヤミ「あぅ…」
617 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 20:51:06.21 ID:U6kmEQDO
??「―――えっ 本当ですか? ……はぁ、わかりました。発見次第捕獲致します。 それでは」

タカムラ「――あの、すみません」

??「はいこんにちは。 ……あら? 今日はお休みなんですか?」

タカムラ「はい、姉が店番してるので」

??「そうですか。 ……ん?」

ヤマヤミ「…………」
618 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:04:25.30 ID:U6kmEQDO
タカムラ「あ、そうそう。すみませんこの娘のカードを」

ヤマヤミ「い、いいいっ」
タカムラ「胃?」

ヤマヤミ「いいいいばらき! お主ななななぜここにおおおおるのじゃ?!」

イバラキ「―――これはこれはヤマヤミ様。 こんな所で逢うとは珍しいこともあるものですねぇ。 それも、就業時間真っ只中に」

タカムラ(知り合いだったのか)
619 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:05:32.73 ID:U6kmEQDO
ヤマヤミ「お!お主こそなぜ下界におるのだ?!」

イバラキ「月に一度の下界視察ですよ。 今回の当番が私だっただけです
―――私より、貴方です。
先程上司より連絡がありましたよ、早く戻ってください」

タカムラ(……げかい…?)

ヤマヤミ「い、イヤじゃ!帰らぬぞ!」

イバラキ「何故です?」

ヤマヤミ「探し物をしておるのじゃ! しまった!」

タカムラ「………」
620 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:16:44.08 ID:U6kmEQDO
イバラキ「探し物?」

ヤマヤミ「いっいやなんでもないなにもさがしてなどおらぬぞ?!」

タカムラ「え、本探してるんだよね」

ヤマヤミ「バッ! タカムラ空気を読まぬか!」
621 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:17:02.77 ID:U6kmEQDO
イバラキ「本? ……!!ま、まさかヤマヤミ様、あれを下界に落とされたのですか?!」

ヤマヤミ「ちがうそんなことは…そんなことはしておらぬぞ? ちょっと手が滑っただけで」

イバラキ「詳しく話を聞く必要がありますね…。
さぁ、私と一緒に帰りますよ!」

ヤマヤミ「タカムラ、逃げるぞ!」

タカムラ「え、え?」
622 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:27:05.33 ID:U6kmEQDO
イバラキ「逃がしはしません!」

タカムラ「わぁイバラキさん超足速い」

ヤマヤミ「くぅ! これでも食らうがいい!」

ブンッ

タカムラ「ちょっヤマヤミ何投げて―――にんにく!?」

イバラキ「当たるか!!」
バッ
623 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:31:54.55 ID:U6kmEQDO
タカムラ「……避けちゃったぞ」

ヤマヤミ「ぬうぅ、やはり鬼は素早いのう」

タカムラ「あははイバラキさんは美人で全く鬼って感じじゃ、
…………おかしいな後ろから追いかけて来る人の頭に角が見えるんだけど」
624 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:35:50.78 ID:U6kmEQDO
ヤマヤミ「イバラキー角が出てきておるぞー隠さなくてよいのかー」

イバラキ「今は貴方の捕獲が優先です! 止まりなさい!!」

ヤマヤミ「仕方ないのう…これだけは使いたくなかったが…」

ごそごそ

タカムラ「?」

ヤマヤミ「はい。タカムラも一緒にの。あの角で待ち伏せるぞ!」

タカムラ「―――!! こっこれは…!」
625 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:43:57.53 ID:U6kmEQDO
イバラキ「ふふふ…そこにいるのはわかっていますよ、観念して出てきてください!」

ヤマヤミ「………」

ザッ

イバラキ「観念したようですね。 さぁ、私と一緒にえ」

ヤマヤミ「鬼はー外!」

バラバラバラ

イバラキ「!!」
626 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:44:40.60 ID:U6kmEQDO

タカムラ「お、おにはーそとー」

バラバラバラッ

イバラキ「ひっ ひいぃ!節分でもないのに豆をぶつけないでえぇっ!!」


ヤマヤミ「鬼は外鬼は外おにはそとおおおぉ!!」

ビシバシベシベシッ

イバラキ「きゃうぅっ や、やめてくださいぃ!!ひぇーん!」

タカムラ「…………」
627 :以下、名無しに変わりましてゴミがお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:55:50.76 ID:U6kmEQDO

* * * 数分後 * * *


イバラキ「うう…ひ、ひどいですぅ…あんまりですよぅヤマヤミさまぁ…!」

タカムラ「…幼女が大人を泣かした……」

ヤマヤミ「はぁ、はぁ、……どうじゃ、……ぜぇ、思い知ったか、……はぁ、我の、力を、……ゲホッ」

タカムラ「すんごい疲れてるじゃないか」
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